<私はガン患者>A『何を考えて生きている!!』
『私にも思いっきり言わせろ!!』

※私が鍼灸の道(鍼灸専門学校)に入ったのが、二十歳の時。それには、一つの大きな切っ掛けがあった。
 …幼少の頃より春先に成ると必ず、
 @原因不明の微熱・偏頭痛・吐き気など、
 A病的な倦怠感・疲労感などに、必ず悩まされていた。

※こう言うと、今でもだが必ず次のように言われる。
「その位、私にも経験がある!!」
「そんなの、誰にでもある!!」
「春先の、単なる木の芽起こしジャ!!」
「そんなの、甘えジャ!!」
「風邪も引いて無いし、熱も無いのにオカシイ!!」
 …ならまだしも、言うに事欠いて、
「そんなの、単なる過保護ジャ!!」
「お宅しな金があって余裕があるから、そんな甘えた事を言うとれるんジャ!!」
 …などと、口汚く罵られる。

※平成18年春現在、この不定愁訴(諸症状)は十分な勉強をしている医師なら理解できる、
 @甲状腺機能減退症の症状であり、
 A脳脊髄液減少症(低髄圧症候群)の症状であり、
 Bそれらが原因の慢性疲労症候群とも言える症状…で、ある。

※それも人それぞれなのに、
 @医学・医療の専門知識や臨床経験が一切無い上に、
 A病的な不定愁訴の実体験すら全く無い素人の方々が、
 B一切の医学的根拠が無い
   『体格が良い』『若い』『元気そうな』と言った外見だけの判断で、
 C断罪とも言える罵る言動ほど怖いものは無い。
 D尚且つ、医師を初め多くの医療関係者が、
      何故か[それら素人と何ら変わらぬ判断をしている!!]…と言う現実。
 Eそして、それら素人並みの判断しかできない医師達の発言を武器に、
  「その位で!!」…と言われる素人の方々が、余りにも多すぎると思う。
 F結果、それらの言動が巨大ストレスと成り、
     単なる不定愁訴が軽い病気と成り、やがて大病と成る。

※当院に来ている女性ガン患者が、何をどう言っても全く理解されない自分の病気や不定愁訴を指して、次のように言い放った。
「悪いモンは、悪いんジャ!!先生や私らのような病気は、[病気を喰った人間]ジャないと絶対 に理解できんのジャ!!病的に何処も悪く無い奴や、比較的元気な奴等に何が解る!!そんな奴 等に、何で解る!!」
 …と。

※『百聞は一見に如かず』…の諺通りで、
「病気に因る個人差の大きな多くの不定愁訴を、通り一遍の教科書通りの解釈や標準治療と言 った対応しか出来ない多くの医師や、正当な医学知識や臨床経験が全く無い素人達が、大き な病気や珍しい病気が原因の不定愁訴を経験した事の無いようなそれらの人々に、他人様の 苦しい病状が何故、理解できると言うのか!?」
 …と言うと必ず、
「自分にも、その位の経験はある!!」
 …と反論するが、
 @大病とか珍しい病気の範疇では無い一過性の軽い諸症状を、
    幾ら多く経験しても、経験不足では一切理解できない。
 A百歩譲っても、
   長年にわたる不可思議で病的な諸症状の実体験が無いから理解はできない。
 B己の身体で体感する以外は、絶対に理解は出来ない筈。
 Cそれを物知り顔で、病人と呼べる者に対する罵詈雑言。
 D何故、病人と言える者に対し感情的に罵る表現で口を開くのか!?
     私には、その辺りの神経・感性が理解出来ない。

※此処で、
「医学・医療の専門家である筈の医師ですら、経験・実体験が無いから理解しようが無い!!」
 …と言う話の裏付けを、幾つか列挙してみたいと思う。

                               ……以下は次の項で。
[26] (2006/05/26(Fri) 17:19:00)

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