<私はガン患者>D[その他の公立病院の仕事をしない悪質なドク・ハラ医師]
結婚して1年程して松山市で再び追突事故に遭い、目撃者の方々に強く勧められて市内の民間救急病院に行ったところ、
「即入院と言いたいが、住所が新居浜であるし仕事の都合があるだろうから、新居浜の病院にかかって入院した方が良い」
 …と診断され、新居浜に帰ると懲りずに手近なI病院に入院した。この鞭打ちも、随分と酷くて、一通りの諸症状から立ち直りつつあった数ヵ月後、I病院副院長が言った。
「二度目の鞭打ちだし、治療期間が長くなったから公立N病院整形外科のN医師に診て貰って欲しい」
 …と、切り出した。それも、何故か言いにくそうに…。
『誰に診て貰っても、特別な治療が無い限り鞭打ち症は絶対に良く成らないのに…』
 …と思いながらも了解すると、
「受付が午前8時30分からだから、それ迄に受付を済ませておいて欲しい。貴方も独立して仕事をしているから、私の方から外来一番で診て貰えるように言っておくから…」
 …と。公立N病院と言えば、I病院長が週に一度だけ内科の外来診察に行ってる関係で、そのコネだろうと思っていたのが大きな間違いであった。
 午前8時20分に持たされた紹介状を出して初診受付を済ませ整形外科待合所で待っていたが、何故か午前9時を過ぎても呼ばれない。『おかしい』と思って整形外科の外来看護師に聞くと、なんとN医師は出勤して無いのだ。私も独立して仕事をしているから、患者を待たせる訳にはいかない。この日は、公立N病院へ来る為に午前10時までは治療を断っているが、十分おきに自宅へ電話をしながら看護師に何度も聞いた。
「N先生は、まだ出勤されて無いですか?」
「昨日が日曜だった関係で、松山の自宅に帰られているので少々遅れているようです」
 …と、さも他人事のように言う。もっとも彼等にすれば、我々患者の諸事情は他人事に間違いは無い事実だが、公立病院職員としては非常識で無責任な話だ。やがて午前10時を過ぎて自宅に電話を入れると、患者が来て待っているという。慌てて看護師に言った。
「仕事があるから、帰ります!!
「それは困ります。もうすぐ先生が来られるのに、居て貰わないと困ります!!
「ソリャ、おかしい!!だって、午前9時の診察開始時間はとっくに過ぎてて、いつ来るか解らぬ人間を、これ以上ダラダラと待つわけにはいかんのヨ。何度聞いても『もうすぐ来ます』って言うから、1時間以上も待ってたのヨ。いい加減にして欲しいワ。私の場合、それこそ貴方達と違って治療に来た患者をノンビリと待たす訳にはいかんのヨ。第一、私達夫婦は午前8時20分から2時間近く待ってるのヨ。幾ら仕事をしないで有名な御役所経営の公立病院といっても、規則では午前9時からの診察だろう!!いい加減にして欲しいワ!!
「でも、困ります…」
「それは診察時間に間に合わなかったN医師の責任だから、私の責任じゃ無いの。だから、私には一切関係無い事なの。ジャア、午後12時に間に合ったら来ます!!
 …と、押し問答の挙句、何かを言いかけた看護師を無視して自宅に戻り、当院患者の治療を済ませた。
 治療後、時計を見ると11時45分過ぎ。すぐ行けば何とか間に合う時間だが、公立N病院へは自分の意思で行った訳では無い。特別な治療の無い説明だけだから、別に診て貰わなくても済む問題だが、I病院の院長や副院長の面子もある。それこそ、仕方なく出かけた。そして二度目の病院到着後、整形外科受付に着いたのが11時59分。公立N病院の都合に合わせて間にあった訳だが、再び問題が起こった。
 整形外科診療室内の専用待合所に入ったのだが、先に居た患者の関係で十分以上も待たされた挙句、呼ばれて診察室のN医師傍の丸椅子に座ると、それはそれは憎々しげにN医師は私達の顔を一睨みすると、看護師の差し出したレントゲン・フィルムを毟り取り、フィルム専用台に力一杯差し込んだ。それを見た私は、
『このヤブ医者のクソ野郎、ブチ殺したろか!!
 …と思った。だって、そうでしょう!!上記の通り私的理由で診察時間に遅れ、他病院紹介の予約患者を何時間も待たせた挙句、何の断りの言葉も無く、何の責任も無い私達にフテ腐れた態度をするのだ。その態度は、
『何処の何様か知らんが、御医者様の私を偉そうに待たせやがったクソ野郎が!!
 …と、言わんばかりの態度。それでは何を言わんかである。
 おまけに、その説明たるや僅か1分〜2分。医学・医療に全く無知な素人に説明する内容以下の、まるで幼稚園児にでも話すような内容の説明をしただけ。それこそ、
『それが、一体どうした!!何なんだ!!お前は一体、何を言いたいんだ〜!!』
 …と、言いたく成る程度の説明なのだ。おまけに、フィルムを外す時に下へ引けばスッと外れるものを、力一杯、手前へ直角に引くからフィルムは[パン!!パン!!パン!!]と、それはそれはけたたましい音を出している。
 それらを見聞きしていた私が最後に思ったのが、冗談か作り話と思われるかも知れないが、口にこそ出さなかったが本当に冷静な態度・心理状態で、
『お前、今すぐ殺したろか!?
 …と、殺意を持ったほど酷い状態であった。この一件以来、
「公立N病院に整形外科のN医師が居る限り、絶対まともな医者は居無いはず!!命が惜しかったら、絶対に公立N病院へは行くな!!
 …とまで公言していた。
 その後、耳にする公立N病院の評価はN医師を初めとして、最悪の役人根性丸出しの醜い話がゴロゴロ噴出した。ところが、この公立N病院に救急救命センターが出来たではないか!!それでも私は、平気で公言していた。
「あんなN医師が居る限り、救急救命センターが出来たって、大した事はできん!!
 …と言ってた矢先、N医師が医療過誤で患者を死なせてしまった。この医療過誤は、新聞ネタにも成ってたから、覚えている方々が大勢居ると思う。結果は、1980年代前半に四千万円とも八千万円とも言われる慰謝料を、公立病院故に税金から払ってケリが着いたと同時に、いつの間にかN医師は公立N病院から居なくなった。
 そして現在と言うよりN医師が居なく成って2年〜3年程してからか、まだまだ頭に血が上った医師や、頭も腕も性格も悪いと思われる医師が多い割に、公立N病院は救命救急センターがある関係で救急医療に関しては随分と良い病院に成り、市内で救急受付をしている民間大手病院でも手を焼くような重篤な患者を受付、それなりの答を出しているようだ。だから、
「私が胃ガンの時には、迷わず公立N病院へ行った」
 …と、言う次第。

《お断り》
@本文中、『頭に血が上っている医師』とか『頭の悪い医師』と表現しているが、医師に成る位だから記憶力を中心とした[学術的な部分の頭の良さと努力]は認めるが、それが『賢い人物=偉い人物=全人格者…とは、全く違う!!』と言う事実を表現しているだけ。決して、誤解されぬようお願いしたい。
Aそして『腕が悪い』とか『性格が悪い』と表現したのは、鍼灸師である私を医学・医療・臨床に全く無知な素人と決め付け、私の諸症状の訴えや治療に関する希望や相談を頭っから否定し小馬鹿にする医師が多すぎたから。
B入院して最初の担当医が、初診外来で診て貰った内科医。彼も当初は私の意見に対し随分と力づくの反対意見の対応をしていたが、入院してから話をしている内に、私の意見の裏付けとなる知識なりを理解してもらえ、的確な投薬もして貰った程。
C途中から、手術の為に外科医に代わったのだが、担当となった外科医は外科系医師独特のカンがある割に、内科医のような症状に対する細かい配慮が随分と欠けていた。それでも、数度にわたるCT検査や生化学検査(血液検査)などの結果、数々の諸症状や不定愁訴に対する鍼灸治療や代替医療の効果に関し、私の言い分が正しい事が医学的・科学的に証明された事もあって、平成17年2月以降は私の言い分を比較的聞くように努力はしていたようだ。
D幾ら鍼灸師の西洋医学的知識レベルが低いとは言え、年齢的にも生きている人間を診ている臨床経験も、私の方がズッと長いのだ。西洋医学のように、人間をパーツ毎に細分化して病気だけを診るのでは無く、パーツの集合体である人間そのものをトータル的に生きている人体を診ていると言う観点からすれば、決して同レベルとは言わないが麻酔科医と同じと考えて欲しいものだ。
Eただ平成17年頃より、厚生労働省の指導や財政難の県の指で、公立N病院の経営方針が算術医療と成った。だから、明らかに無駄な検査や処置が平気で行われている。例えば、私のガン再発騒ぎで行った個人負担の多い数種の検査や、死んだ親父の終末期の処置の内容と時期を考えると、駆け込み処置をしたといか言いようの無い内容であった。これについては、公立N病院に関係の無い複数の医師・看護師に内容を話してみると、明らかに驚きの表情をしていたから、私と同様の不信感を感じた筈。だから、決して私一人の独断で無い事はたしかだと思う。

[30] (2006/06/13(Tue) 01:30:11)

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