明けまして・・・。
明けまして、おめでとうございます。
本当は、今年の新年挨拶はタブーなのですが…何時も見て頂いている方々にご挨拶をと思いまして…。

年明け…新年から縁起でも無いと言われるかも知れませんが、一昨年暮から身近で亡くなる方々が何時もより多いように感じます。
そして新聞の死亡欄を見ると、亡くなった方々が70歳台だと若過ぎると思われる程に高齢(80歳台・90歳台)で亡くなる方が目に付きます。

人間、この世に生まれた時には死と隣り合わせのセットで生活をしている。
私に限らず、末期ガンとか命に直接関係してくる病気に犯されている人は、明確に死と隣り合わせだと言う事を自覚させられる。
多くの比較的元気で過ごしてる方々は、身を持って死を体感・自覚する機会が少ないと思いますが、年始めの今日、何等かの格好で何れ死は確実にやって来ます。悔いの無い人生を過ごしたいものです。
3年半程前、末期ガンの手術を受け退院してからテレビのニュースを見ていると、立て篭もり事件の報道をしていた。立て篭もり犯が持ち込んだ灯油に火を付け爆発させたものだから、陣頭指揮を執っていた現場責任者の警察官か殉職したと言う内容だった。
この時に感じたのが、
「こう言った事故なんかで死んだ場合、『あっ!!』と思った時には既に死んでる事が多いから、本人や家族・知人は心残りに成るけど、ガンなんかで余命何ヶ月と言われても、少ないにしても残された時間を最大限に使える分だけ、まだマシかも知れない」
 と言う話をした事がある。

『ピンコロリン』と言う言葉があります。
ピンピン元気に生きて死ぬ時にはコロリと死ぬ…と言う事ですが、生きている間は、不具合があれば今流行の未病治療をして大病を患わない努力をし、死ぬ直前迄は元気に過ごし、寿命が来た時には苦しまずにコロッと死ぬ…と言う事でしょう。

年明け早々、縁起でも無い話でしたでしょうが、皆様、今年も宜しくお願い致します。
[87] (2007/01/01(Mon) 09:57:55)

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