<私はガン患者>@初めに…
『私は、膵臓にまで浸潤した手遅れ状態(Vb)の、進行性で悪性のガン患者です』

※こう言うと、ほぼ100%の人が驚きの表情と共に言葉を失う。そして間を置き、
「お元気そうなのに」
 …と言われる。だが、皆さんを驚かせ同情を買おうと思って言った訳ではない。
「二十数年来、国民の1/3が何等かのガンに罹患し、死亡率のトップになっている」
 …と言われ、話してる相手がガン患者と解ったり、亡くなられた方々の遺族から、
「あの人は、◎◎ガンで亡くなった」
 …と言った話を聞いても、十数年前に比べて驚かなくなった事が怖い。そして、
「ガンも、治る範疇の病気になった」
 …とも言うが、あくまで初期の初期での話。自覚症状が出始めた頃には、随分と症状が進んでいる事が多い。

※私の場合、
 @ガン病巣から出血しており、酷い貧血を起こしていた。
 A病巣が胃の幽門部にあり、膵頭部に浸潤し、凄い逆流性食道炎(胸焼け)があった。
 B食後の蠕動が起こり始めると、胃部に当たる体壁が『プクッ』とはれ、
     こなれた食物を無理矢理に十二指腸へ送り出していた状態だから、
 C「ヒョットして、胃ガンかな…?」と、感じていた程。
 D故に、外来で診察した医師から、
  「手遅れ状態(Vb)の胃ガンです」
  …と、告知されても仕方の無い話。

※そこで皆さんは、
「そこまで解っていながら、何故、早目に医師の診察を受けなかったのか!?」
 …と、不思議に感じると思う。理由は次の通りで、書置きしていた原稿の一部だが、この事実内容が手遅れ状態に成るまで我慢し放置していた本当の理由。
 まずは、一読していただければ幸いかと思います。

以下、次回へ。
[25] (2006/05/23(Tue) 23:49:12)

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