覚えてますか?鍼麻酔って・・・。
今から30年程前、アメリカ人記者が中国で抜歯(歯を抜く)手術を受けた時、鍼で麻酔状態って言うと変だけど、痛覚だけを欠落させて抜歯するのに成功。それを全世界に発信した事から、「中国の鍼は凄い!!」…絶賛されたのだが、その中国での鍼麻酔成功から十数年前に、西山某と言う日本人医師が人口妊娠中絶手術で鍼麻酔を成功させているが、日本人の悪い所で、鼻っから冷笑したと言う次第。
中国での鍼麻酔成功から世界中で鍼麻酔の研究が始まったが、某日、大阪大学医学部麻酔科教授でペインクリニックでは世界的権威と言われた兵頭正義教授が、それら鍼麻酔研究を指し己の勉強不足を棚に上げ、「鍼麻酔なんぞとはおこがましい!!現在の鍼麻酔は、鍼麻痺であって麻酔では無い!!」…と、某学会で恫喝。それ以後、日本での鍼麻酔研究は凋落の一途を辿った。
この兵頭教授が何故、勉強不足なのかと言えば、麻痺と言う現象は、同一神経に連続した刺激が加わらないと起こらない現象。
当方で行っている鍼麻酔は、解剖組織学で言う神経に対しては直接刺激を与えず、経絡(ツボとツボをつなぐ線路みたいなモノ)を介して痛覚だけを欠落させる。当然、他の感覚は当たり前にある。
兵頭教授の言う麻痺であるなら、必ずやシビレ感があるのだが当方の鍼麻酔ではシビレ感は無い。
兵頭教授の言う鍼麻痺は解剖組織学的な観点から説明できるが、当方の鍼麻酔は解剖組織学的な観点からの説明は絶対に無理!!
その辺りを兵頭教授始め誰に聞いても説明できなかったが、4年程前(平成14年位?)に兵頭教授を尊敬する某整形外科の医師に問いただしてみたら、『その話、解剖組織学的な観点からの説明は絶対無理!!』と言う回答を初めて聞いた
決して私の学説?が正しいとは言わないが、何の根拠もない権威主義一辺倒の無知な発言に傾倒するなと言う話。
[85] (2006/12/20(Wed) 00:11:55)

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