Archive for 4 月 9th, 2009

初の出稽古。

4月4日の「オカマの記念日」も無事終り、5日の花見会も無事終了。

ところが6日に治療にきた患者さん、極真・川東道場の道場生なのだが、この日に限って凄く7日の練習に来て欲しいと言う。6日の月曜日は私の通う新居浜道場の練習日。老体にはさすが連チャンは辛いと断ったが、なおも誘うからOK.

翌日、仕事が終わったのが午後8時過ぎ。慌てて胴衣を入れたバッグを提げて川東道場へ。しかし、練習をする気は無い。道場に入り挨拶を済ませて見学をしていると、「後30分ほどあるから、練習に入って下さい」って無理強いされ、結局は練習に参加。ところがバックの中に色帯が無い!!仕方なく、予備に入れてた白帯を巻き道場に入ると、ミット打ちの筈が何とスパーリング。騙されました。仕方なく始めたものの、老体の上に準備運動不足も手伝って身体は全く動かない。真新しい白帯を巻いた若者にやられ、同じ修行期間位の若者は若さ故に私の色帯より2クラス上。さすがに手も足も出ない状態。それでも、カウンター狙いの得意な私の突きと、色帯上級者ばかりか黒帯の人でも嫌がる下段回し蹴りと、周囲がビックリする中段前蹴りには少しだけ驚いてた様子(笑)。

で、不思議と思われるだろうが、上段蹴りが一切出ないのは、実は股関節が硬くって股割りも出来ない程だから、上段蹴りは自信をもって一切不可能なのです。出ないのでは無く、出せないのです。上段回し蹴りや上段前蹴り、上段前蹴りの変形でもある踵落しは随分と派手な攻撃である分、身体捌きの上手な人にブロックされ易い。同じく、回転後ろ蹴りなんかも余程スピードが無いとブロックされ攻撃を受け易い。身体が動かない老体故、出来る範囲の攻撃をするしか方法が無いようで…。

で、この日の出稽古の最後のスパーリング相手は極真2段の分支部長。手加減は当然ありだが、分支部長の右上段蹴りをブロックついでに、彼の右足を左腕で抱えたまま右の中段突きを3発ほどカマシたが、ヘトヘトの上に体勢が悪いから効く筈も無く、彼は左足で立ったままニコニコ笑っている。大恥の初出稽古でした。