Archive for 1 月 11th, 2010

新年の訃報。

新年早々とは言っても6日午後、何時もなら夫婦連名でくる筈の郵便物が、珍しく奥さんの名前だけで封書が来た。嫌な予感に、仕事の都合もあって開封したのが午後2時を回って。案の定、昨年11月14日に御主人が肝臓ガンで逝ったと言う知らせ。

昨年11月14日頃と言えば、時期外れに高知日曜市を含む3大市場に一人でツアーに行った頃。おまけに夏頃から高知に心が引かれてたから友人が呼んでたのかも知れない。今になって考えると、口惜しいの一言。友人夫婦と言っても、随分と歳の離れた鍼灸学校の同級生。色々あって、私の要らぬ発言で相思相愛で一緒になったと言うオメデタイ話。その頃からの付き合いだから、35年は過ぎてる。随分と夫婦で普通に大事にしてくれただけに、いきなり訃報を聞かされて、これも口惜しいの一言。しかし、故人の遺志でそうしたと言うから、もう何も言えない。それだけに、悲しみだけが嵐の如く吹き荒れている。だから、この話を出すのに時間が掛かった位に精神的に落ち込んでいた。

7日午後2時になって、金刀比羅の鍼灸学校時代の同級生でもある薬剤師&鍼灸師の友人Mさんから電話が入った。「君に貰った年賀状に『まだ生きてます』って書いてから(笑)気に成って、Kさん亡くなったって」「ウン、実は私も手紙を貰った」と言う次第。何故か年上の友人には大事にされてた。で、6日午後8時過ぎに高知へ電話を入れ、一時間近く奥さんと話た事を伝え、歳が歳だけにお互いの健康留意を祈って電話を切ったのだが、我々の年代50歳台後半から還暦を過ぎると、身内や友人・知人の1/3~半数が慢性病と言う厄介な病気に犯され、逝ってる友人も多い。

私自身、今では慢性病・生活習慣病扱いと成ったガン、それも末期ガンに侵され、結果的に生き延びているのに、大事な仲間であり友人がガンで逝ったと言う話は辛いものがある。Kさんの奥さんもリウマチで結婚を諦めていたのが3人の子宝に恵まれ、35年以上経った今ではやはり肝臓系の病気や糖尿病も併発して逝きかけてと言う話を聞き、私も末期ガン手術時に大量出血をして死に掛けてたと言う話で、お互い一度は命が飛び掛けて考え方生き方が変わったと言う話になった。やはり、『死んだ気にならないと』と言う話は本当だと言う話。で、夜も遅いし酔ってますので、今日はこの辺りで。