Archive for 7 月, 2010

暑中お見舞い申し上げます

地球規模での猛暑に、少々、茹だってます。皆様、熱中症に注意して、猛暑を乗り切って下さい。

 

チョッと寄り道、車の話。

7月9日(金)、待望の車が来た。日産のクリッパーって言う名の軽箱バン。マニュアル5速の4WD。中身はOEMの三菱製。ただ一つ気に入らないのが、中身が三菱製ってところ。三菱製って、何年か前に車輪が飛ぶわ煙や火を吹くわで大騒ぎに成ったメーカー。三菱ってメーカーは、ユーザーのクレームなんぞ何処吹く風って聞かないメーカーだから、ああ言ったトラブルが起きるのです。

私が始めて買った車が約33年前、ボディ&エンジンが550㏄規格に成ったばかりのミニキャブワイド55って軽箱バン。当時は、バンって言うと商売人の荷物の配達御用達の車だから、四国の辺地でプライベート・カーとして乗るのは四国初と言われた程。理由は、湘南辺りのサーファーが1400㏄~2000㏄クラスのボンネット・バンをサーフボード運搬用に乗り始めた頃だから。それだけに、百貨店やスーパーに買い物に行くと、検収所からオイデオイデをされ、何も書かれて無いボディを見ながら「何の納品か?」って偉そうに聞かれ喧嘩に成った事もある。そして悲しい話は、それだけでは無い。病院の給料が安かったから、アルバイトにアルバイト(もっとも鍼灸治療の往診)を重ね、無理して半年で買っただけにクーラーを付ける余裕なんぞ全く無し!!(汗&涙)

プライベート・カーだけに乗用車として使ってるのに、「先生の車はトラック扱いだから、病院の生ゴミを捨てに行くから車を貸せだ」の、プロパーからも舐めた口を利かれてボロボロな扱いでしたが二年半使用。独立してから1boxワゴン車が一大ブームに成り、私の事をボロクソに言ってたプロパー辺りが、「先日、知人に1boxワゴン車に乗せて貰って、先生が1box車を乗り継ぐ意味がようやく解った。自分は持とうとは思わんが」って言うから、随分と舐められたもんだ。

思い返してみると、この一台目の軽箱バンのミニキャブワイド55から始まって、二台目がワインレッドの5ドア・ハッチバックのA14エンジン搭載のパルサー。当時、資生堂が流行らせた色だけに、辺地では初めての色だけに目を引いた。10ヶ月使用。三代目は日産の傑作小型エンジンと言われたA15エンジンを搭載した元々が輸出用の9人乗りバネット。大人6乗ってエコランさせたら、14㎞/Lの名車。六年使用。四代目がダイハツ・アトレーって言う、ターボ・エンジン搭載の四駆軽四。当りの悪いボロ車で、ディラーで修理できないからメーカーに頼んでも断られたから、二年半で手放す。五代目が日産バネットで、2,000㏄ディーゼル・ターボ4WD。これも燃費の良い車で重宝したが、女房が赤信号で停まってる時に、老人の運転する軽トラックが赤信号を無視し事故を起し、その貰い事故で全損。良い車だったが、年寄りに飛び込まれたり年寄りに何度もブツケられたり、最後は女房は怪我するし、結局は九年半で車を代える事に。六代目が、初オートマのセレナ。俗称、子豚チャンと呼ばれてた丸っこいヤツ(笑)。この車に乗って家族連れで出雲の知り合いに会いに行ったら、「旅好きの貴方だったら、大型の4WDに乗ってるって思ったのに、意外にカワイイ車に乗ってるのね」って、笑われた(泣)。これは13年半で10万㎞以上乗ったが、登録10年以上経過した車の自動車税が上がった事と、部品交換しなけりゃならない部分が増えた事もあり、補助金の出る内に乗換えをしようと決めました。そして今回、七代目が最初に紹介したクリッパーって言う軽四。昨日、愛妻と高知県の山奥を暴走?しに行きましたが、貨物ナンバーの軽四だから大人二人にクーラーボックスを積んで行っても軽いから、山道での追い越し以外は随分と運転し易い乗り易い車でした。一般国道なら、追い越し車線のある道路は別として5速のままで普通車と同じように走るんですから楽ですよ。

最後に、多分、笑われるだろうけど、愛車には同じ愛称を付けている。「夢見るカタツムリ号」って。理由は、撮影道具とクーラーボックスとシュラフを積んでキャンピングカー代わりに使ってから。だから、今回の車は「七代目・夢見るカタツムリ号」って訳ですが・・・そこの貴方、笑っちゃ駄目でしょ!!

 

【近藤鍼灸院の健康新聞】「人の命も金次第!!」「大正解!!」

のっけからエグいタイトルだが、7年前の夏に末期ガンで闘病し、退院して第一に思った事は、「人の命も金次第!! 親が居て、何等かの援助が無かったら、命を諦めるしか無かった。特に、娘が大学進学して直ぐだったから」なのです。

今迄も時々、新聞報道されるのだが、「子供の教育費の為に治療を諦めて死を選んだ」って話。だから、私の感想は平均的感覚から言えば、事実は事実、正解は正解!!

何故に今日、この話が出たかと言えば、今年3月から二年間の郵送定期購読している「がんサポート8月号」が昼頃に到着。開けた瞬間、「がんと命とお金と」ってタイトルの特集記事。何と、21ページに亘る大特集なのです。残念な事に、今は昼休み時間帯。後々、時間が取れたら続きを書きます。

 

7 月 7 日 11:21 PM◎まだ「七夕の日」。

この原稿が書き終わる頃には、8日に成ってるかも知れない(笑)。

突如として、この七夕の日に書こうと思ったのは、一昨年正月2日に逝ったオヤジの誕生日が7月6日の七夕の前夜祭?。命日は覚えているが、逝った人の誕生日迄はナカナカ思い出せないもの。でも七夕の前日に産まれたって非常に面白いと言うより、我が家族の誕生日が、これまた面白い。

オヤジが七夕様の前日生まれ、母親が11月23日の勤労感謝の日の翌日の24日生まれ、上の姉が正月三が日の翌日1月4日生まれ、下の姉が旧・敬老の日の9月15日生まれ、非文化人の私が11月3日文化の日生まれ(笑)。女房が9月29日生れで、娘が9月27日生まれ。長男が5月3日の憲法記念日生まれで、私と丁度半年違い。このように、我一家が何等かの祝祭日や行事日絡みや近い誕生日ばかりだと、「何か良い因縁が有るのかなナ~」って思うけど、残念な事に何も無し(笑)。

七夕は彦星&織姫の恋愛物語なのだが、残念な事に私には熱烈恋愛の経験が無い。見た目が怖いらしく、超ド級の変わり者らしく、第一に最近流行の表現で言う「太マッチョ」だから、平均的には華奢な身体の男を好む女性陣には、一切・・・全く見向きもされなかったのです(泣)!!  こんな事を書くと、女房から「ジャア、一体、私は何なの!!」って叱られそうだが、事実は事実なのです(汗)。その位、嫌われ者の太マッチョな私は女性に縁が無かったのだが、不思議な事に今や話題のお相撲さん。彼らなんぞ、筋肉を通り越して贅肉&脂肪の塊が半裸でブツカリ合ってるのに、女性にも熱心なファンが居ると言うから、世の中 不思議でならない。

この世は妖怪の巣窟と言われてる通りなのかも知れない。でもね、その昔、私の事を「(妖怪+化け物)÷2」って表現したIT関連の教師が居たが、我が息子に言わせると「÷2じゃ無く、×3~4倍!!」って事らしく、まだ上には上が居て、高知出身で京大医学部出身の盛岡在住のドクターに言わせると、私は「悪運の塊!!」らしく、末期ガンから立ち直りつつある現在、ドクターに言わせると「怪人&異人&霊気の人!!」らしいです。

こう言った話になると、「一体、私はナ~ニ!?」どころか、昔々のアニメにあった[妖怪人間ベラ]の如く、「早く人間に成りたい~!!」って叫ばないと行けないジャないですか!!(爆)と言うところで、お後が宜しいようでおやすみなさい。

 

【近藤鍼灸院の健康新聞】「徒然なるままに「大腸の話」」

エビデンス社から、「がんサポート」と言う月刊誌が出ている。当ブログでもリンクさせて戴いてる「NPO法人・周南いのちを考える会」代表者の随筆が出るとの事で、本年2月号を書店で買い求め、3月号からは郵送購読に代えた。そして6月末、別冊で「めんえきサポート」って季刊誌が出た。なかなか解り易くって面白い本である。此れも郵送購読にする予定。

数年前から大腸の重要性に関した本が大量に出始めたが、書店で内容を確認してみると、内容が浅いような気がする。それもその筈で、大腸が大切だと言う話としては、50数年前に発表された「横田学説」が元に成っているような気がする。

横田学説では、俗に言う心臓麻痺&脳出血からガンにかけての大きな原因は酸性腐敗便と言う腐った大便が原因としている。当然、故・横田良介医師が研究の結果で発表したものだから、書籍を元に書いたモノじゃ無く、日々の診療の結果に書いた論文だから説得力が強いのだが、内容的に斬新なものだから所属する学会から猛反発を受け、発表直前に握り潰されたと言う。この横田学説を紹介したサイエンス月刊誌には、「発表されていたらノーベル医学賞を受け取れた筈の内容」とまで書かれている。

このように幾ら素晴らしい研究発表でも、時代の流れから大きく逸脱したと思われる新進的内容には、特に保守的な医学界では拒絶反応を示し、潰されている部分が余りにも多いのではないだろうか。

我田引水のようだが一言。西洋医学より何倍も歴史のある・・・それも大昔の事だから動物実験じゃなく人体実験の上に成り立っている東洋医学理論。現代の西洋医学理論とは相容れない理論も多いのも事実だが、西洋医学の医師・・・医学者と表現した方が良いが、東洋医学って名前だけで伝承医学=素人療法と断罪し、研究してみようと言う医学者が殆ど居無い事実。たまに居たとしても、周囲に潰されると言う現実。

情報源が本だから今の私には真偽の程は解らないが、「某国立大学医学部勤務の医師が、鍼灸の効果に驚いて[鍼灸医学研究室]と言った感じの研究部署を作ったら、周囲の医師達に気違い扱いされ、一週間で潰された」・・・と言う記述があった。その内容に、変に納得できるのは私一人だろうか? だから、「東洋医学にはエビデンスが無いから医学じゃない!!」的な発言をされる事が多いのだが、研究しようとする医師が居ても、周囲の医師達が協力しないどころか妨害するのだから、「エビデンスを作る機会さえ与えられないのだから、何時までたってもエビデンスが出来ない」・・・と言う堂々巡りをしているのだ。

そして「鍼麻酔」真っ盛りの頃、中国でアメリカ人記者が鍼麻酔で抜歯術を受け、その事実に驚いて報道したもんだから、そのニュースは世界中を走った。だが、原稿を書いてる手元に資料が無いので正確な日時は書けないが、あの「中国での鍼麻酔での抜歯術」と言うセンセーショナルなニュースの一年前に、日本人医師(産婦人科医)が人工妊娠中絶に鍼麻酔を応用し成功している。産婦人科学会誌にも記載されてるから、確かな情報である。その論文の最後に当産婦人科医師が、暗示と解釈されていた鍼麻酔に関し、「暗示と鍼麻酔の効果を証明される事を熱望する」・・・と言う意味まで書いてるのだが、冷笑されただけで・・・はやり潰されているのだ。

何にしても、新進的解釈を発表すると・・・不遇な最後を遂げる証明のような気がする。