Archive for 10 月 25th, 2010

「2千円切符」の話②

昨日、松山市で行われた県鍼灸師会へ出席してきました。タマには、勉強してる所もお聞かせしなくては(大汗!!)。

度々の移動では旅費が嵩む関係と事故の心配から、数年前からJRなりバスを使っての移動を心掛けてます。何年か前、瀬戸内バスとイヨテツ・バスが共同運行でJR新居浜駅~JR松山駅間の特急バス(高速無し主にR11を走る)を、片道1750円で走らせ始めた。数年後、JR四国との兼ね合いから1500円に値下がりした。結構安いと利用を始めたが、話を聞くと、4枚綴りの回数券を買うと片道1200円に成ると言う。結局、それを買って松山へ行きだした。

そして先日、JRの2000円切符で高松へ行ってからハマリ、昨日の松山での会に出席すべく調べているうち、新居浜駅~松山駅間のJR普通運賃が往復で3500円少々。時刻表を見ると行きも十分間に合う便があり、帰りも程よい便がある。到着時間も、特急バスより10分程度早い。会場は松山駅から歩いて10分も掛からない堀の内の市民会館。結局、1500円程浮くから、昼飯代も出る(爆)。一昨日の土曜日に切符を買いました(爆)。

昨日、愛妻は勤務する幼稚園の園長兼理事長と二人で広島である研修会に行くと言うから、朝、早起きして二人で薄暗い町並みを歩いて20分程の駅へ向かった。私は07:01発の普通電車。愛妻は、広島行きの高速バスに乗り換える都合で、理事長と待ち合わせて07:22発の特急電車。愛妻の見送り(笑)を受け、車内で時刻表を見ていると今治駅で私の乗る鈍行と、女房達が乗る特急が合流する。おまけに、私が乗ってる鈍行電車は今治駅で10数分間待ち合わせの為に停車する。

そこで、何時もの悪戯心が働いた。今治駅に着いた途端、トイレに走り用を足し乗ってた鈍行電車の出入り口に立ってると、下り特急が入ってきた。案の定、園長を引き連れた?愛妻がニコヤカに手を振りながら降りてきた。園長と挨拶を済ませ、馬鹿話をして別れた。

愛妻達は今治駅前から広島バスセンター行きの高速バスに乗換えをする理由は、運賃が一番安いらしい。広島では娘と会う約束らしいが、時間の関係でユックリ話す時間が無いと言う事で携帯電話で連絡を取り合い、愛妻と園長が路面電車で移動する途中、広大前の電停で娘が待ち、昇降扉が開いたら荷物の受け渡しをして別れると言ってたのが上手くいったらしい(笑)。

私と言えば今治駅で小用を足してた筈が、今治駅と松山駅の中間で再び尿意。我慢をしてたが堪らず、駅ホームにトイレのある駅に停まった時に車掌さんに声を掛けた。「トイレに行きたいんジャガ」の私の言葉に、車掌さんは戸惑いの表情をしながらも、「この駅のトイレは、あそこです」って教えてくれたのでトイレにダッシュ。だが鈍行電車とは言え、何せ県都・松山市内の駅で二両編成。随分と多くの乗客が乗っている。下を向いたままトイレに走り、用を足すと下を向いて待ってた車掌さんに目礼して車内に戻った。やがて松山駅で降り堀の内の市民会館へ、所用時間10分。勉強会は二階会議室。内容はトリガー・ポイントに関するものだが、国際医療大学の講師だったから期待してた割に内相はショボく、「私が教えてやろうか」って程。1500円の会費と2000円の運賃と時間を使って得た内容は、「自信もって治療に当たれます」でした。

りは、JR松山駅16:20発の鈍行電車。会場を出て、1時間程の余裕があるから市駅のある「いよてつ高島屋」へ回ったのだが簡単な所用に意外に手間取り、慌てて路面電車でJR松山駅へ向かった。それでも、しぶとく家族への土産と握り飯二個とビールを買って跨線橋を渡り電車に飛び乗ると、まだ10分近くの余裕がある。荷物整理をしてて尿意に気が付き、ボックス席で相席になったうら若き女性に荷物番を頼み、跨線橋を渡ってホームのトイレで用を足し、走って電車に戻ると即発車。

今回の旅で感じた事、トイレ設備の無い鈍行電車の場合、早目に車掌さんに言っておけば、ホームにトイレのある駅を案内してくれる。少々遅れても、小便の場合は必ず待ってくれる。尾籠な話だが、大便の場合は10数分以上の停車時間のある駅で、車掌さんに言っておけば待ってくれるようです。国鉄時代より、随分と融通の利く乗客に優しい乗り物になったようです。

《陰の声》JR四国は運賃収入が減ってるから、ワガママ・オヤジの小便位は仕方が無いか。その辺りに放尿どころか、ヤケクソで脱糞までされたら目も当てられ無い(爆)。しかし今日の話は、「我ながら尾籠ダナ~」って思います(爆)。

トイレの話を持ち出したのは以前、JR松山行きの特急バスで、川内営業所近くで運転士にトイレの申し出をすると随分と嫌な顔をされてから、結局、簡易トイレを用意してバス車内で用を足してました。或る日など、左側の最前列座席で走行中のバスで用を足したから、当然、臭いで解る。降車する時、運転士から随分しつこく、「お客さん、忘れ物は?」って何度も聞かたんで、最後には「コレだろ?」って、綺麗に梱包した小便の入った袋を見せると、「済みません」って言ってたっけ。そしてこの日以来、私の指定席は左側の最後尾の端っこになりました。だって、この場所だと他の乗客から一番見えにくいし、運転士に臭いも嗅がれないし(爆)。

《バスでのオマケ話》ある日曜日、再び松山へ行くべく07:20発の始発を待ってると、発車までに時間があるのに松山行きのバスが駅前ロータリーに入ってきた。見てると、バスをロータリーの隅っこに停め、運転士が喫煙所へ向かった。気の毒だが早速後を追い、トイレの話を聞いてみた。すると、「早目に言ってくれたら、小便くらいなら良いですよ。さすがに大便ともなるとチョッと・・・」って笑ってる。そこで言いました。「以前、この便で川内営業所に近くに成ってトイレを御願いしたら、随分と嫌な顔をされた事がある。以後、簡易トイレをリュックに入れて何度か使った時がある。酷い時は、終点5分前に待ち切れなくなって使った事もある」って話をすると、「私は大丈夫ですから言ってください」って、優しく言ってくれました。そして、「一度、私も酷い目にあった事がある。小便が我慢し切れなくて川内営業所で用を足し、終点から営業所に戻ったところ、運転士がトイレに行ったってクレームが来てた事がある」と言うではないか。「それも酷い話ですね。運転士さんを人間扱いしてないよ」って言うと、随分と喜んでました。そして、「私、病気して手術を受けた時に導尿してから膀胱過活動に成ってるんで、今日は無いかも知れないけど、もしもの時は御願いします」って挨拶をし乗車したが、結局この日はトイレ騒ぎが無かったです(笑)。

と言う事で、トイレ設備の無い公共の乗り物での対処の方法でした。