Archive for 5 月 21st, 2012

[元気の種プロジェクト3]

今年も[元気の種プロジェクト3]に参加。これは、実際に「ありがとうのコメント発表」でステージに上がりましたから、単なる手伝いのボラ活動ではない(爆)。

昨年度の2は動画サイトに出てますし、CATVでも流れました。今回もCATVから取材に来てたから放映されるでしょう。が、当家にはCATVが繋がってないから見えないのです(爆)。今年の発表会は、何故か大波乱含み!!発表者は僅か4名だが、トップに喋った私と4人目に喋った二人が昨年に続き二度目。

トップバッターの私は、昨年の番組を見た知人・患者さん達から「内容が難し過ぎた」って事で、今年は「ガン体験」「イジメによる自殺未遂」などなどで、イジメに関しては反面教師として感謝し、治療に関して周囲の方々の熱い思いが念となり私は生かされていると言う話。

二人目は、生まれた時から不幸だったが、今までに育ててくれた親や社会に対する感謝の気持。

三人目は、流産により何度も悲しい思いをしたが、医療関係者のおかげで無事出産。就職も決まり、それを支えてくれる夫と子供に感謝。

四人目は、昨年の内容とほぼ同じだったが、主催者側の配慮で、彼女の昨年の手紙の返事に母親が特別ゲストとして会場から呼ばれ、彼女の手紙に対する返事を母親本人が読んだ。

なかなか粋な計らいだと思ってる内に、4人目の彼女が泣いている。おまけに予想外の演出に、自分が泣くとは思って無かったらしくハンカチ&ティッシュすら持ってない様子。見てると涙と鼻水でズルズル。スタッフの誰もがティッシュすら持って行こうとしない。思い余った私が、上着ポケットから新品のポケット・ティッシュを出し、読み終えてステージ上の椅子に座ってる人の後ろを通り、泣いてる彼女の後ろから手渡した。私の出現に、手紙を読んでた母親が一瞬固まったが、最後まで読み終えた。

そこで出演者全員が立ったところで、司会者が挨拶し掛けた途端、この司会者までが泣き出した。客席からは少な目だけど拍手がおこり、司会者も気を取り戻し、全員挨拶で発表会は終わった。

次は「おかん」って大阪でライブ活動しているロック・バンドの演奏があったり、なかなか有意義な一日でした。

最後の打ち上げの時、泣いた司会者のカレと話をしてみると、母親がステージに上がり、娘へのお礼の手紙を読み始め、娘が泣き出した時点でカレがウルウルとしてしまい、「ヤバイ!!コリャ、ヤバイ!!」って涙を拭きながら自分の頬っぺたを叩いてカツを入れてたらしいが、総てが終わって司会者席に立った時には気分がヨ~ク行ってしまったらしい。話してて解ったんだけど、随分と人の好い優しいカレでした。

おまけに気分が落ち着いてしまってから、「今日のあのシーン、テレビに流れるんだろうか?」って心配してたから、「きっと泣き様が足りないんだ。これで・・・」って手に持ってたスプーンを見せると慌てて逃げて行ったっけ(笑)。

あと一つ、西条市からイベントの手伝いに来てた方と仲良くなり、発表後に聞かれた。

「あの原稿、ご自分で書かれました?」 「はい。何か?」 「アレだけの話の内容、僅かな文字数で膨大で壮絶な内容と情報量・・・よくぞ書いたと・・・誰かに書いて貰ったのかと思いました」ってな具合で、随分と褒められちゃいました(笑)。

その後、ロック・バンドの演奏準備に取り掛かった頃にロビーでウロウロしていると、発表前にはニコヤカに対応してた娘さん達がマジ顔で「お疲れ様」って挨拶するし、発表後には随分と私の扱いが代わってたし、40歳位の女性が私にハグをした位だから、随分と感動してくれたようす。でもね~、大衆の面前でハグをされたのは初めてで、少しだけ恥かしかったです(爆)。《陰の声:恥かしがる柄か!!還暦のエロオヤジが!!》

てな事で、随分と楽しくも涙を誘ったイベントの終了でした。宜しければ、発表用の原稿をアップしますよ。