Archive for 4 月, 2018

ゴールデン・ウィーク

此処20年程、ゴールデンウィークどころか連休でさえ縁遠く成っている。
最初の切っ掛けは、「日曜日も普通に治療して欲しい」と要望があった事と、子供達が大きく成ると、親、特に父親なんか相手にせず母親とか友達の方が良くなるから、年に一度のお泊り家族旅行とか数度のドライブ以外は用が無い。
で、連休辺りに出掛けると、金と時間を使ってしんどい目にあいながら人の頭を見に行く事に疑問を感じた事と、日曜は昔からの風習で様々な会があったりするから休みにくいが、祝祭日は休み易いと言う事で決定しました。
そして2年に一度、10月頃の日曜月曜の連休に新居浜市鍼灸師会の方から研修旅行に出掛けるから休みます。この時は前もって言っておくのだが、何年か前、サービスエリアで食事をしていると携帯が鳴る。取ると、「今から診て欲しい」と言う。「今日は休みだよ」「アレ、祝祭日はやってるって」「だから前回に来た時に言った筈だよ」「聞いて無い」「聞いて無いんじゃなく忘れただけ。あの時、こんな話もしてたろ」と言うと思いだした位で、たまにこう言う掟破り的な事があるんです。
患者さんも、こう言う時はワンサカ来る事も無いから、家の片付けやら休息も出来るのです(笑)

 

痩せる話

長年 食事を買い出しに出入りしているスーパーで私の身元を明かすと、まず平均的に出る言葉が「鍼で痩せられるって本当?」って言葉。
今でも「痩身」って言葉で耳ハリをしている治療院があるし、フリーペーパーを見ると今では素人の治療らしい行為の広告が目に付く。
皆さんが「耳ハリで痩せる?」って聞く時は、今では真偽の確認の為が殆どだが、40年程前には「最先端の流行りの鍼で楽して痩せられる‼」って事で問い合わせも随分とあったが全てお断りしていた。
何故なら病院勤務時代に、同僚の女性鍼灸師が研究の名の元に行っていたが、痩せた試が無く僅か2㎏程の体重減が認められていただけで、痩せた事には成らないし、鍼を外すと体重が逆戻り。
おまけに、私が資格を取って大阪へ勉強に行ってた時の同級生が、某私大医学部の鍼灸研究所に在籍しており「耳ハリで痩せる」問い合わせの話に手を焼いたのか研究を始めたが、面白い事に私が言ってた事と同じ結果しか出ず、「現状では、鍼で痩せる事は無い」と某鍼灸専門月刊誌に投稿していた。今でも「痩せて美しく」は多くの女性の切なる願望のようだが、今では[美容鍼]と言う姿に代わっているようです。
そして、耳ハリに見切りを付けた方々は大型スーパーで楽しくやってる軽運動や、ある程度 本格的にやるスポーツに転換しているようです。その方が、多くの女性が望んでいる素晴らしいプロポーションに成りたい、いわゆる「胸を形良く大きく、ウエストをキュッと細く、ヒップを形良く釣り上げたい」などだが、これらは筋肉を付ける為の運動やスポーツなのだが、多くの方々が一番 嫌がる行為でもある(笑)

 

つれずれ成るままに

当地へ引っ越してきて52年。独立して40年。悲喜交々 色々ありました。
今回、表の鉄筋二階建ての部分を撤去し、今迄 自宅として使ってた木造部分を改装し、治療院兼自宅として改装する事に成りました。
先ず、不必要な物とゴミを始末するのに、すでに軽四トラック10台分以上廃棄しましたよ。
途中で、荷物の移動やゴミ捨てをお願いしていたシルバー人材センターの手落ちと言うより、態としたとしか思えぬトラブルで1カ月半ほど伸び、寒さと体調不良と天候不順で1カ月程 プラスされ、結果的に2カ月半程伸びてます。
最初、新築移転を考えていたが、総計3000万円程の金が要るとので急遽、リニューアルに切り替えたのです。その方が、税金も安いし(笑)、高齢者の歳に成り後何年生きられるか解らないのに、家に3000万円と言う支出は無謀の一言。何故なら、逝く迄の何年か生活費が居るし、挙句は葬式代も居る。でもね、葬式に限っては相対的に値段が下がっている。

公営葬儀・・・役所に行って申し込めば、葬儀に必要な物が一式ついて10万円以下で出来る。ただ、法的その他の必要な事などは自分で動かないとだめだから、そこで業者に頼むと、倍位の値段で済んで後は業者がやってくれる。後は坊さんに来て貰うとか、戒名とか、初七日などの飲食は別問題だからご注意を。

この辺り、「死にたくない‼」って喚いたって、決して避けて通れるものじゃ無い。私がガンを患い2年後に愛媛新聞の[ガン シリーズ]の記事に写真入りで登場したが、最後に「自分の一番の主治医は自分ですから」って言葉で終わってますが、死ぬ時から死んでからは他人様にお世話に成るが、平素から「自分が死ぬ時から死んでからは、どうしておいてくださいネ」と、お願いしとかないとダメですね(笑)

 

あれから

このブログも、独り住まいになって益々 手薄に。

昨年末より、建物の修理などをするべく部屋の片付けを真面目たのだが、驚いたのは荷物の多さ。12年前に逝ったオヤジの背広やワイシャツなどが、45Lのゴミ袋で10袋。書籍類が私のも含めて軽四トラック2台分。等々で、シルバーセンターに頼んで捨てに行って貰ったのだが、計10台は越えている。それ以外に、ゴミなども週5日~6日は集められる家庭込みも、45Lのゴミ袋が週平均6袋は出る。

この家に転居してきて52年。両親・私たち夫婦・子供二人・姉二人の始末しされない荷物がこんなにもあるとは思わなかった。中には、貧乏人の子倅だった親父が苦労して地位を築きあげたのは良いが、何の勉強もしないまま書画骨董の類を買い漁っていた物を処分するも面倒。まだ少々時間が掛かります。皆さんに御迷惑を掛けてます。