Archive for 8 月 3rd, 2018

世の中 理不尽だらけ

現在も犯罪が多く成りつつあるが、人の欲望も多様化し、我慢できない人々が新しい形の犯罪を増やしているような気がする。人口が減り、我慢する必要が少なく成った人達が増えた事なども一因ではないだろうか。

私の年代では学業成績の結果だけが、その人の人間としての全人格すべて時代があった。中一時代の私の女性担任。その女教師は自分のお気に入りの女子生徒を指し、「あの娘は成績も良く大人しいし人格者だから、悪い事をする筈が無い‼」と言い切ったのである。
ところが当時からでも、成績の良い人々は良い学校を出て良い職場に行って、我々下々の者に解らぬように悪い事をしており、タマ~に間抜けな奴が捕まっていたのですね。最近は下々の者も多少頭が良く成り、内部告発したり、悪な連中も欲呆けしてチョンボをしたりして、結構捕まっているのです。

今でも根強く残っているが、面白い話がある。
一部重複するが、私が中学一年生(13歳)の頃、担任と家族ぐるみで折り合いが悪く、彼女の誘いで私のイジメグループができ、当時の角野中学校の中一生の担任グループから理由も無く常に目の敵にされていた。本当は、女教師の妬みからから発生した誤解なのだが・・・。年齢的に言って更年期障害の出た年頃のオバン教師は、訳の解らぬ何かを叫びながら、子供達の頭を分厚い教科書で叩き回った事もある。中には、仲間に入らない教師もいたが極少数。私が現在地で独して数年後、グループ外の教師が治療に来た。話をしていると、「君らが中一の頃、多くの問題教師がしていた事を今頃やると、人権問題で父兄に吊し上げられ職も失ってたよ」と言った程だから。いかに壮絶な事実であったか。
もう一人、体育教師。元バレーボール選手だったらしいが、身長が余りにも低かったから現役選手を諦め中学教師と成ったらしい。だから体育の時間でバレーボールをする事が多かったが、この男にも目を付けられた。軽いパスの練習中、私の傍にきてボールを受ける手元を見て「お前は、飛んできたボールを手の平で受けよる‼」と怒鳴り始める。挙句、「こうするんじゃ‼」と目の前でして見せる。同じ事をしても、「お前は解らんのか‼ 頭の悪い‼」と罵倒を始める。他の同級生は、その男教師の性格と頭の悪さを知ってるから[下を向いたまま、黙々と練習している]始末。結局、誰からの助けも無いままに、「ボールを受ける時は‼ 指は伸ばしたまま受けろ‼」と言い出した。そんな事をしたら指はボロボロいに成ってしまう。だが、教師は何が目的でそうやらせるのか解らない。ボールを受けた瞬間は、指は伸ばさず軽く曲げてクッションの役目をさせて受け、トスをした時に初めて指は伸びるのである。それをトスをした時の伸ばし切った状態でボールを受け、ボールを突くように押し出せと指導したのである。当然、両手の指10本は腱鞘炎を発症し、50数年経った今でも指が疼いているのです。その指から肘までも痛みが走ってますよ。後々、オリンピックレベルに近いバレーボール選手に、問題教師に指導されたボールの受け方を見せたところ、「間違ってる。そんな事したら、指がボロボロに痛めるのは解ってる筈だ」と言ってました。その問題教師は青木と言い、練習中にボールに乗った為、頭から後ろに転倒。むち打ちで随分と長く入院してましたよ。

私がこのように教師にですら目の敵のように扱われていたのは、教育現場でも組合活動が真っ盛りの時代だったから、まず父親が自営業者だったから労働者の敵扱いでしたよ。教師の間でも組合活動の激しかった頃だから、「個人でも人を雇って仕事をしているのは資産家で敵」と言う考えで、「資産家は労働力を搾取して・・・」と、私の父親に面と言えないから息子の私に色々と文句を言い、挙句に女性担任が職員室で「アイツ(私の事)を特殊学級に放り込んでやる‼」と息巻いていたと言う。その状況を見た二年生の先輩が心配し、「何かあったんか?」と聞きにきた位だから、さぞ凄い言動だったと推察できる。先輩には事情を話したが、反応は冷たかった。

最近、「私も歳を取り、何かに付けて我慢ができなく成った」と言うより今でもだが、私が何かを言ってもまず信用されない。「普段から冗談やバカばっかり言うからだ」と言うケースがあるが、殆どが相手の知らない新しい情報や事実を平気で喋るから、情報力の無い多くの人々が「私の話を嘘&冗談」と解釈する能力しかないのである。だから私の言った話が、早ければ数日、遅ければ何年もして表面化するのです。記憶している中では、私の話を一切聞かずに頭から潰した輩がいるが、30年後に私が言った通りに話が進みだし、40年以上経って表面化して私に喰い付かれて何も言えずにビクビクしている。

私も多分、気付かない部分で同じ過ちをしていると思う。だから最低、聞いて貰えなかった事を聞いて貰い、当時、何故私の話を聞かなかったのか聞こうとしなかったのかを問い質しても何の回答も無い。だから、相手の当時の状態を説明してやると、己の過ちを少しは認めます。そして、何故そこまで問い詰めるのか。同じ過ちを繰り返す事で生じる無駄な時間を無くす事を目的としている。