Archive for 9 月 10th, 2018

自衛隊問題と似た問題と

何十年か前、社会党党首の総理大臣が誕生した。
そうなると、まず自衛隊問題。社会党は自衛隊は違憲として「反対‼」「反対‼」の立場を取ってきた。だが自衛隊の最高責任者は総理大臣。
社会党党首としては自衛隊反対の立場を取らざるを得ず、総理大臣としては自衛隊の最高指揮官として指揮命令をしなければならない。日本国民の多くは、その辺りをどうするのか興味津々であった筈。社会党なんかも随分ざわついていたと思う。結局、どうなったか。

総理大臣・首相と成った方々は国家最高機密を管理する部署の人々以外、基本的に一般の国民どころか普通の国会議員でさえ知らされない国家最高機密を、国家に宣誓した上で知る事に成ると言う。この辺り、結構物知りが居て教えて貰っており、古い話で表現は多少可笑しい所があると思うけど御容赦の程を。だから社会党総理大臣が誕生して暫くザワザワとしていた政界も、喋ったら我が命が危ないどころか、過去の戦争なんか比べようの無い程の大騒ぎに成る程の機密を知る事に成ると言う。当然、自衛隊のおかげで日本が格好だけでも独立国家であり続けられているのは、やはり自衛隊のおかげ。

軍隊を持たないと言う憲法の関係で、表立った軍事行動ができないのは当たり前だろう。そのおかげで日本が日本であり続けて居るのだ。日本海側では、韓国や朝鮮やロシアの違法操業の関係で、海の警察である海上保安部が銃撃戦をしている現実を御存知だろうか。中国の漁船が、海上保安部の巡視船に体当たりした生々しい映像を覚えている方々も居ると思う。腹が立つのは日本人の中に、「あの映像は捏造‼」とか「あの映像を暴露したのは違法」とか言って、中国の犯罪行為を庇う輩が居る。

自衛隊&警察&海上保安部を理由も無く意味も無く毛嫌いする方々は、これら組織が無くなったとか若しくは機能しなくなった時の事を考えた事があるだろうか。

自衛隊を憲法違反だと言う大臣は警察のSPなんか経費の無駄だから断ったらどうだろう。その分、大臣自らが行く先々で命の危険を感じる事と成るだろう。一般人でさえ同じで、彼らが居てでも防ぎきれない多くの事件事故が起こっている。存在しなければ、どんな世界に成るか考えた事があるだろうか。

話が一寸 違うが、此処数年、愛媛県でもリレー・フオー・ライフと言うガン患者の24時間支援イベントをやっている。私も何度か参加している。ある年、愛媛県出身の厚労省大臣が里帰りしており、終わり間際のイベント会場へ挨拶にきた。私も仕事柄、頭から無縁と言う訳では無いし、何度か御会いしているが、私の顔なんぞ覚えてい筈が無い(笑)。名刺を用意して割り当てられていた個人参加のテント付近で、お茶のペットボトルを下げウロウロしていると、私の傍へ来て握手。そこで準備していた名刺を渡すと、御自分も愛媛県鍼灸師会の顧問をしている関係で軽く会釈して行ったが、普通、こんなに人の集まってる時って、必ずSPが3~4人付いて回ってる筈が、目立つ背広姿、言わば「私はSP」って格好で、一人だけブラブラと付いて歩いている。『可笑しいナ~、あと何人かは居る筈だが』って周りを見渡したが居ない。その時に「私はSP」の人と目があった。覆わず、「SPも大変じゃナ~」って笑いながら呟くと、SPさんも苦笑いしてましたよ。多分、何人かはジャンバー姿なんかの目立たない姿で3~4人は大臣の近辺で隠れ警護はしている筈なんです。

身近な所で海上保安官も居ました。当時、子供は居なかったが私も少年補導委員もやった経験があります。ところが、「警察のイヌ‼」「国家権力を持った民間人‼」と言い切って嫌がらせする輩も居り、そう言う奴等って私等を「公務員の手先‼」って、私をアゴで使いポチ扱いしようとした質の悪い連中もいましたよ。そう言う輩って、喋る内容にしても何にしても程度の低い話しかして無かったですね。質は悪く無いが余り賢く無い私の周囲には、学歴や経歴なんぞが素晴らしい人々が沢山いる。私は学歴も何も恥ずかしいいから口にも出せないが(笑)、潜水艦の割には結構 人様の目を引いている。が、犯罪者では無い(笑)。私が何度かガンの事や何やかんやで写真入りで何度も新聞に出ると、「チョットした有名人に成ったネ」と言われる事があった。すると、「私も有名人に成りたい」って言った御仁が居たので、「凶悪犯罪起こしたら、一発で有名人に成る‼」と言うと、「確かに‼」で話は終わった(笑)。