Archive for 9 月 20th, 2018

【近藤鍼灸院の健康新聞】「病気*死因の原因」

総合格闘家の選手が僅かガンで41歳と言う若さで亡くなった。
10数年前、極真空手の創始者・大山倍達氏が亡くなった。
私も末期ガンで死に掛けた。原因を調べていくと、全てにストレスが微妙に絡んでいる。

フル・コンタクト空手の代名詞的な極真空手やプロの格闘家などは、筋肉を鎧の如く鍛えて相手の打撃から内臓を中心とした身を守る事を建前としているが、これが危険。何故なら、幾ら身体を鍛え身体内部を鍛えて守ろうとも、内臓まで届いた打撃に因る刺激が、長々に溜まっていく。それに慣れて内臓が痛みを感じにくくなる。私も極真空手のスパーリング(組手)で経験があるが、打撃に慣れてくると内臓の痛みが感じにくくなる。稽古が終わり着替える頃に成ると、内臓でも腹の奥底から殴られた時の独特の鈍痛が湧くように出てくる。「今頃、効いてきよる(笑)」と言う話だが、これが度重なると人にも因り程度も違うが何等かの病変へと代わるのである。この話、医療関係者の間では話題に成って無いようだ。だから、誰も危険と問題視してないのだ。

例え話のような実際の話。大した病気もせず大した怪我もした事無い元気印の人が、ある日 ポックリと死に周囲の人を驚かす事がある。そして,「あの元気な人が‼」と驚きの声を聞く事となる。典型的な症例である。
この突然死をし易い人の筋肉を診ると、高齢者の人でも30歳代のスポーツマンのようなゴム毬のような柔らかい筋肉をしている。それこそ何処を触っても筋肉のコリらしいモノも見当たらず、私のような専門家が「何と‼」と感嘆の声を上げる事となるのである。当然、当の本人は気が付かないどころか「私は異常に元気」位にしか思ってないのである。だからご注意申し上げても「変な事を言わんといて‼」って嫌な顔をされるから、最近は余程の事が無いと言わない。

それと似た症例がある。
仕事が激務だった人が定年退職すると、決まって畳に根が生えたように楽な生活を送る人が多い。こんな方々も、ポックリ亡く成るケースが多く、「あの元気な人が‼」って言葉を聞く事になる。これは長々に精神的・肉体的にストレスが溜まり、楽をする事に因ってストレスのはけ口が無く成り、悲鳴を上げた内臓、特に心臓が悲鳴を上げると突然死的に死んじゃうんですね。それを防止するには、退職後は仕事量を減らして軽い仕事や運動をしていれば、ストレスのはけ口となり、内臓が悲鳴を上げる事が少なく成るんですね。

これに関連し、何等かの病気をした場合、特に昔の知識しかない医師は「何かあってはいけないから、「休んどきなさい」って指導するが、大きな間違いの事が多い。骨折や大火傷、命が危険な病気や怪我、大手術をした後などは安静にするのが原則だが、倦怠感位のしんどさでも大袈裟に安静をとり、気が付いたら寝たきりと成り、そんまんま永遠に安静にしてしまう事と成る。安静を勧めた医師は、病気などで安静が必要か必要無いかの勉強・研究をしてないから、運動を進めて最悪の結果に成ると責任を問われる事を恐れ、安静を勧めるのである。私の話を聞かず、助かる健康・助かる命を捨てた人の何と多い事が。

「生姜を食べて痩せる」と言う話。成る程、生姜は体重を落とすには良い食材だが、絶対に運動と言う後押しが無いと思った程には痩せない。これも生姜を食べて痩せようとしていた女性に申し上げたが、「生姜を食べたら痩せるって、偉い先生が言ってた」と、私の言葉を否定したが、「その内、解る」と思ってると、やはり出ました。新聞の囲み記事だが、「生姜を食べただけでは痩せない。運動と言う後押しが無いと無理」と書いてある。今は手元に無いが、コピーして皆さんにお見せしてましたよ。