Archive for 11 月 16th, 2018

VS警察③

シート・ベルトの装着義務が出来てからも、習慣で なかなか装着できなかったが、何度かシート・ベルト不着用で危うく捕まりそうな事が何度かありました。

ある日曜日、家族を連れて旧市内へ遊びに行った帰りの話。途中でJRの線路下を通る所があるんだが、対向車線にコートは着てるが帽子を被って無い警察官が二人居るが、移動車両も無い状態。「?」と思い、慌ててしてなかったシートベルトを掛けた。丁度、この場所は線路の真下がカーブの頂点に成ってる。そこでベルトの金具が「カチッ」と掛った。そのまま走ると、私の車を止めようと私服の警察官が道路縁まで出ていたが、私はすでにベルトを掛けて普通に運転している。ベルト不着用も現行犯の為、警察官は「やられたナ~」って感じの僅かな苦笑いをしながら私を見ていた為、バッチリ目が有ったが、何事も無く素通り。お巡りさん、お疲れでした(笑)

ある日の夜、午後10時から所用があって慌てて外出。当然、シートベルトはしないまま。当家駐車場から出て2分程の所で、それも検問をした事の無い場所で検問をしている。金具を止めようとしたが入らない。そのまま金具を太腿の下に挟み込んでジャンバーを掛けたところで停車を求められた。
窓を開けると常套句、「免許証を」。黙って面鏡をだすと手に取り懐中電灯を照らして見ている。「オォ、ゴールド免許じゃないですか‼ 立派です!! 頑張ってください‼」と言うと現実に戻り、「シートベルトは・・・されてますね。今から何方へ?」「仕事です」「何方迄?」「OO町迄」「気を付けて」で、何事も無く済みました。それに「行き先は?」って聞かれたら、「時間と仕事」を言うと、比較的 簡単に開放してくれますよ(笑)
この時期、ゴールド免許制度が出来て間が無かったから、ゴールド免許を持ってるだけで「立派です‼」「ズット持ち続けて下さい‼」とか励まされた?もんです(笑)

某日、昼休みに内緒の話だが宝くじを買いに言った。相変わらずシートベルトはしていない。途中、例の交番の前を通るが対向車線上。問題なく2㎞程先の当選金がよく出る売り場に行き20枚程買って帰路についた。
近くの信号で赤信号で停まると、何故か不安感が募る。「何だろう」って考えたが解らない。「ヒョットして」とシートベルトを掛け青信号で走り出した。すると、何と‼ 例の交番前でベルト検問している。普通の人は奇跡的と言うが、そのうち、謎解きをして差し上げますよ。(多分、起きた状態での幽体離脱の筈)

何時頃だろう。映像の仕事もしていた時に、日曜日に松山で撮影の仕事があり若い衆と出掛けた。行きも帰りも私が運転していたが、リンリンパークでトイレ休憩した時に、若い衆が「運転代わります」と言って運転席に。私はそのまま助手席に座りシートベルトをした。だが若い衆はベルトをしない。「シートベルトは?」って聞くと「捕まった事無いから大丈夫」と言って走り出した。
私が何かで口を挟んだ時って、不思議と現実化するんですね。本当に、例の交番まで帰ったら遠目にベルト検問している。若い衆は「ベルトは~‼」って喚いていたが、どうしようも無く停止を求められ、彼は減点1。ベルトは乗ってる人全員の分だけ運転手の全責任だから、私には類を及ぼさないし、私は立派にベルトをしていたし(笑)、彼の運転前に注意をしていたから、何の罪悪感もありませんでした(笑)

この話も10年程前だが、女房と二人で川之江方面にドライブに行った帰り、R196 からR11へ真っ直ぐ行くより、R196から三島川之江IC方面から西へ進路を取った方がR11へぬけるにも近道に成る。R196からバイパスに左折した途端、道路左側の側道の背の高い夏草の上に、何とサングラスを掛けた人の頭が浮かんでいる(笑)。首から下は夏草の関係もあり見えない。見た目、作り物では無い。女房も車を運転するから、助手席に居る時も運転者と同じ目線で前を向いている。二人共、同時に「アレ何?」と言った程。スピードを落とし見てみると、本物の人間であり、近寄ると見えた制服から交通課のお巡りさん(笑)。見ていると、来る車の中を覗いてシートベルトの着用を確認してる。だから止まってるようでも微妙に動いてるし、ガムも噛んでいるし、私達夫婦の反応も面白かったのか僅かに笑ってる雰囲気が見て取れる(笑)
普通は確認の為だと、見え見えの格好で何かに隠れるようにするのだが、同じ隠れるでも大型の夏草の草叢の中で頭以外が草と同化していたと言う笑い話。かなりインパクトのある出来事でした(笑)。