Archive for 1 月 22nd, 2019

良き理解者が増える

過去66年間、私に近付いてくる多くの人々は、[まさに親父の地位と名誉と財産を目当てに言い寄ってきた言動をする者達]が多かった。こう言う書き方をすると、必ず異論を唱える者がいる。それも、その真実の姿を全く経験が無いから解って無い・経験があっても軽微な経験なのに説教がましく言うから、唯でさえ言い寄られて嫌な目をしてるのに、そう言う輩を擁護する言動は聞きたく無いと言うのが人間として当然だと思う。

面白い事に、異論を唱える人達に具体的に説明をすると、「そんな事、あるか‼」「そりゃ、お前の勘違いじジャ‼」ならまだしも、「お前の言い掛かりジャ‼」とか「思い違いジャ‼」と、私の言葉を頭っから信用せず叩き潰すような言葉が出る。だから説明に追加して「こう言う事実もあった」「何処そこの人間・誰助も同じ言動を取った」と、多くの事実を伝えると、擁護的発言をした人は信じられないと言った表情で黙ってしまう。

理由は、平均的と言うか常識的に言って自分の理解できる範疇の言動では無く、私に叩き付けられた言葉は、人間の一番下品で下等な妬み嫉み、一言で言えば嫉妬の言葉を感情に任せて叩き付けた言葉をモロに聞く事になるから、平均的な善良なる頭脳&感情では耐えられない筈なのだ。平均的と感じる&平穏と感じる生活を過ごしていれば、多分、私は変わり者&バカ扱いをされる人間には育って無かったと思いますよ。

◎30数年間、当院にきている独身の男性患者が居る。此れだけ長いと、プライベートな付き合いも増える。そして色々な相談事も出る。そして、受けた相談は出来る限り経験から割り出して答える事にしている。時には、私の迷いに応えてくれようとする時もあるが、私の経験からすると彼の話は経験が浅すぎる部分がある。でもね、彼も色々と経験しているから、詳しく言わなくても解る時もある。

一度、彼の結婚と言うより結婚観の話に成った事がある。彼も若かりし頃、結婚を考えた女性が居たと言う。ある時、彼女の母親が入院したと言うので一時帰省をする事になったから、交通費や母親の病院代の足しにと幾何かの金を渡したと言う。しかし約束の期限が来ても彼の元に帰ってくる事は無く、連絡が取れなくなってしまったと言う。それで彼女の事を諦めたが、結婚する気にも成らず独身を通し、一人で母親の面倒をみている。

そして最後に言った事は、「彼女に何が有ったか知らないが、帰って来ないなら来ないで一言弁明して欲しかった。で、先生の奥さんの事や俺の二人の兄貴の嫁さんと家族のトラブルの事を身近で見聞きした限り、ずっと一人で生活して良かったと思う」と言う話であった。独身を通した割に、家族間のトラブルの原因など、身内や知人の家族の出来事を見て、「結婚の経験も無い男が、そこまで理解できるな」と言う部分まで理解している。

◎ある時、ポツリと一言。「先生の話を聞いてたら、60数年間、随分と酷い言葉を投げつけられ叩き付けられ酷い扱いをされたのに、よくぞ精神的におかしく成らなかったと思う」と言った事がある。考えてみれば、酷い連中が目に着き過ぎていただけで、陰に成り日向になり庇ってくれた人々も居たからだと思う。

最後に、「新居浜には、[タカリ・金の為なら親でも殺す・タダならゴミでも貰って帰る]ってタイプの人が多過ぎる」って言うと、ある人が「それは間違い。たまたま先生の周囲に出入りする人間に、そのタイプが多かっただけ」と言われ、何故か心が晴れ晴れとした感じがした。と言うのも、他市町村の住民の方と知り合って話てみると、結構[タカリ・ただゴミ・金の為に親殺し]タイプが随分といる事に気が付きました(笑)