Archive for 2 月 11th, 2019

昔々の話

私は、「顔面凶器」と呼ばれる程に第一印象が非常に悪いらしい(笑)。何故なのか、ジックリ考えてみると人見知りするからだと思う。では「何故 人見知りするのか」と言えば、何度も出てくる幼い時から同じ事で何度も虐めにあってたから。そして何度も虐めにあってると、周囲のその時の状況・雰囲気で何時・タイミングで虐め行為が我が身を襲うのか解るんですよ。そして周囲を警戒しだしてから、第一印象が悪く成り始めたと思う。

大人に成り仕事を始め、やがては自営業者となってから少年補導委員や県立博物館でボランティア・ナビゲータをやったりと、社会活動を始めた。少年補導委員を始めた時など、出入りしていた写真屋の経営者を筆頭に従業員までもが、私を「警察のイヌ‼」と表現したのには驚いた。挙句に、従業員の車が「繁華街の駐車場で傷つけられたから、権力があるんだから警察を動かして犯人を捕まえて来い‼」とまで言い出したから何を考えての言動か、それこそ「お前は、馬鹿じゃ‼」と言いたくなるような言動を繰り返してた。少年補導委員って、結局は何の権限も無い民間人なのにね。考えてみると、この程度の社会的常識すら理解出来ない人間が人の親となると、犯罪は減るどころか増えるばかりと思う。

女房の父上が警察系の現場で仕事をしてた関係で、見合いの話となると警察・消防・保安・自衛隊関係の若者の見合い話が来たらしいが、嫌だったと言う。理由は朝、笑顔で見送った亭主が帰宅は躯で帰ってきたと言う話を聞いていたからだと言う。かと言って、直接的に人に喜ばれる仕事をしてる人と言う事で私を選んだらしい。

しかし、その私が危険な報道写真関係を好み、一歩間違ったら怪我若しくは死亡しかねない職業だから。海外へ取材に行った日本人ジャーナリストが色々と危険な目にあった事を御存知だろう。それに普通と思われるイベント取材でも危険な事がある。ヘリに乗ってイベント取材中、ヘリがエンジン故障で墜落を始めた。助手席に乗ってたTVカメラマンは、どうしたか?カメラのテープを回し、窓の外にレンズを向け膝の上に置き、腹から胸でカメラを押さえた。こうすれば、墜落しても衝撃からカメラを守れるし最悪テープは守れる。相棒の地上班カメラマンはどうしたか。ヘリが落下を始め地上に激突するまで、カメラを三脚に取り付け記録していたのである。この辺り、さすがプロであると思う。

ヘリがエンジン故障で落下と言うと、翼が無いだけにスト~ンと落下する事を連想するだろうが、プロペラが付いて回ってる間だと、プロペラが翼の役割をして落下スピードが遅く成る。故に、事故の大きさの割に救われると言う事もあると言う。