Archive for 7 月, 2020

【近藤鍼灸院の健康新聞】㊵「再びコロナ・ウィルス」

新型コロナ・ウィルスと言う名が当たり前に成ったが、呼吸器系の感染症は全てコロナ・ウィルスが化けて形を変えたものばかり。
だから新型コロナが次々と形を変えるものだから、「正体不明の新型ウィルス」と表現した元看護師の女性が居たが、ウィルスが化ける度に正体不明と感じるから、ある部分 仕方が無いか。
ともあれ、早く治療薬と予防薬が出来れば良いのだが。

 

院長 倒れる‼ 救急搬送‼

少々大袈裟だが、後で解った事だが、西洋医学関連者は病名を聞いただけで驚くのです。
先ず病名。①蜂窩織炎 ⓶横紋筋融解症 ③腎不全 の三つ。直接の切っ掛けは、疲れと脱水症状らしい。そして各病名に関しての説明は紙幅の関係と、私の現在の体力の問題では難しいので、ネットで調べて頂いた方が宜しいかと(笑)。

令和2年7月8日夜から、夢と現実が折り重なった異常な事実が見られた事。後で考えたら、どうも感染症の悪戯であったみたい。入院してから、メール等で色々と問い合わせたら、結局、心配事はみんな夢の話で現実とは違っていた。
10日朝、姉が治療の為に来訪。だが、私と言えば待合室から台所へ行く廊下で裸のままで転がって寝ていた。身体が痛みなどで動かないので、姉に手伝って貰ったが女の細腕では無理。義兄を応援に呼んだが埒が明かない。結局、救急車を呼んで貰った。人生初の救急車利用だ。
救急隊員は三人。我が屋は基本的に50数年前の家をリニューアルしただけだから廊下は狭い。木星の持ち手の無い布担架で、廊下を滑らせて運んだが、今度は玄関から救急車に思い私を運ぶも三人掛かりで困っていた様子(笑)。痩せなければ(笑)。
そして救急車内では、出発前に受け入れ医療機関を探すのだが、私の希望医療機関は満杯で断られ、相性の悪い病院に行く事に(爆)。途中、責任者と思われる救急隊員と話をしてて、「あの病院、NR先生って、Mr.ビーンとカルロス・ゴーンを足して2で割ったような風貌の内科の先生が居るだろう?」って言うと、笑いながら「体調最悪なのに、頭はビンビンに走ってる」と窓の外を見ていた。
そうこうするうちに病院に到着。患者の私が見た目が元気そうなのに、自力で身体が動かせないと言うし、色々と問診しながら検査をし、結局、上記の病名が確定。診察室では医師が「入院」と言うが、私の「考え中」の言葉にキレ、「私は知らん」と言う意味の言葉を吐いて診察室から出ていった。とはいうモノの、救急車で運ばれた動けない患者を置いたままには出来ない。側に居た看護師が医師の後を追い、部屋に戻ると「貴方は、私が見る限り最悪の状態。入院を勧めます」と言う事で入院決定。
私の入院は、17年程前の末期ガンで入院して以来。その時は自分の足で歩いて行ったが、今回は何もかも前回と違う入院生活。第一に、コロナ肺炎の影響で、入院室は患者と看護など医療関係者のみ。変に寂しいモノがある。
入院初日は朝昼食べる暇が無かったから、夕食が初めて。動け無いから配膳してくれたのだが、小声で言った「ビールは無いか・・・」の発言に看護師は困った顔で笑ってるし、後々 仲良くなった同室患者達が大笑いするし、まるで何かのワンダーランド(笑)。二日目なんぞ、「ビールがダメなら、点滴の中にウイスキーを2~3滴入れてみるかみるか」の私の発言に、看護師が「そんなに薄いので良いんですか?」と言ったもんだから、他の患者も大爆笑。「チョット、待ってよ。点滴の中に入れるって事は、ウイスキーの原液を入れると・・・身体が爆発するよ」の一言に、再び部屋中が大笑い。

気を取り戻し、「良いモノ見せたげる」と言いつつ、木工用のゴム・ハンマーを持ち出すと、担当看護師は思わず腰を引きなながら、「対応が悪いと、それで叩きますか?」と言った。顔を見ると、笑ってるが随分とビビッてる。「此れね・・・」と言いながら、肩甲骨の内側を叩くと安心した顔になった(笑)。

ある時。同室の患者さんが大きな胆石の手術をする事に成ってて、イザ手術。翌日、部屋に元ったのだが、皆で「開腹手術してるから、笑わさないように」と申し入れてたのだが、本人が帰ってきて暫くすると、独りで何か言い独りで笑いながら「痛い痛い」と言っている。それで結局、無礼講のように笑いの毎日となったのです。そうそう、この患者さん、手術前日に脚の腫れ防止の為のストッキングを看護師に履かされていたのだが、カーテンで仕切ったベッドで、一組の男女が小声で笑いながら「こそばい」と笑ってるから、ついついイヤラシイ妄想をしてしまう。それを言うと、患者さんと看護師が再び大笑い。

このように、病気で入院すると色々と暗く成る成るのだが、何故か常に笑いの努力をしていたように思う。14日の昼過ぎ、昼食を食べ帰宅準備をして看護師詰所に挨拶に行くと、主任さんが「何時も皆さんを笑わせて頂いて良かったです」と御礼とも皮肉ともつかぬ挨拶をされた(笑)。だってね、私に採血か静注をしに来た看護師が、準備段階で笑ってる。それも下を向いて。よくよく見ると、手が笑いで震えてる。「看護師さん、そんなんで注射するん?」と言うと頷いたが、その瞬間、手の震えが止まった。さすがプロである(笑)。

[続く(だろうと思います]。

 

【近藤鍼灸院の健康新聞】㊴「新型コロナウイルスの後始末?」

K型が日本で猛威を振るい始めた頃、「新型コロナの正体が解らぬ‼」と言って大騒ぎをし、日本のトップが「日本がダメに成った‼」とか「成るとか‼」言って、自分の無能振りを誤魔化す為に、アベノマスクと揶揄されたマスクを送り、市中に使い捨てのマスクが出揃った頃に送られてきたが、マァ小さい子供用。それもトラブル続きで、すったもんだの大騒ぎをした。手元に届いた小さいマスクを見て、「大人用の半分程の大きさだから、費用を浮かせた」と解釈。使わないまま、新品のマスク入れの中に仕舞いこんでいる。

そして補助金を出して休業を指示しても、政府に金が無く成り大弱り。結局、新年度から理由を付けて税金をガッポリと取られる事と成る。だから、貰った10万円は、その支払いの為に置いておかねば。

聞いた話、補助金は世帯主の所に一括して支払われたから、奥さんや子供用に送られて来た分まで世帯主が取り込み、チョットしたトラブルに成ってるとか(笑) 私の所へは、夫婦二人分の20万円が来たから、半分の10万円は女房の手に。すると、「私に10万円、くれるん?」て聞いたから、「この10万円は、お前宛に来た分だから・・・それでも私が欲しい」と言うと、「あげる」「戻す」と、二人で10万円の入った銀行封筒をやり取りしてて、園長先生が笑ってみてたっけ。

新型コロナが流行り出した頃、丁度3月初旬頃に「新型コロナ騒ぎが終焉を迎える迄、鍼治療を休みます」と言って来なく成った患者が結構居る。随分とエビデンスのある説明をしたが結局のところ説得は止めた。と言うのは、新型コロナウイルスをやっつける為の予防薬&治療薬が出来るのに、少なくても平均的には後1年半から2年はかかるから、結局は理由を付けて鍼治療を止める差段だったのでしょう。
鍼灸治療に限らず、継続して治療を続けないと駄目な慢性病の患者ですら、病医院の受診を3割程の人が止めたと言うから・・・何とも言い難い。

 

【近藤鍼灸院の健康新聞] ㊳「再びコロナウイルスについて」

新型コロナウイルスの被害が終息しつつあると言いつつも、東京では再び感染者が増えつつある。現在の増える理由は、長い間の幽閉生活で溜まったストレスを発散させた結果と思う。

それでも、諸外国に比べて感染者や死亡者が少ない。その理由を、簡単に列挙してみよう。

①最近の研究で ほぼ明らかになってきたのは、多くの日本人はコロナウイルスに対して、広い意味での「免疫」を持っていると言う事実。

⓶京都大学 特定教授の上久保靖彦氏らが発表した研究では、今回の新型コロナウイルスには大きく分けてS型・K型・G型の三種類がある事を突き止めた。

③日本では、弱毒のS型が令和1年12月の段階で既に流行していたが、通常の人ならば 殆んど無症状であったため、当時は気づかれる事は無かった。このS型が変異したのがK型で、1月中旬から日本中に広がった。

④欧米の場合、2月1日以降、中国からの入国制限を行った為、S型は入ってきたが、K型の流行は食い止めた。

⑤対照的に日本では、入国制限の時期が3月9日まで遅れた為、S型もK型も3カ月近くにわたって流入し続けた。

⑥S型にせよK型にせよ、無症状や軽症が殆どだから、気付かないまま治癒した場合が多い。

⑦問題は此処からで、K型が中国で更に変異したのが、重症の肺炎を引き起こすG型で、世界を恐怖に陥れている新型コロナである。

⑧日本はS型とK型の両方の免疫を獲得したことにより、G型の発生は食い止められた。だが、S型だけではG型を予防できない性質がある為、K型が入って来なかった欧米では、猛毒性のG型が蔓延したのだ。

⑨つまり、日本人の多くは既にコロナウィルスに対する免疫を獲得していた為、感染者数や死亡者数が非常に少なかった、と言うのが上久保氏の結論だ。

⑩中国・武漢が封鎖された1月23日以降も、1カ月以上にわたって中国からの入国制限をしなかった日本政府の対応は、批判された。その時期に日本にやってきた中国人は、実に190万人近い。これがK型の蔓延に繋がったのだが、結果として、凶悪な凶悪なG型コロナへの「免疫」獲得に繋がったと言う訳だ。入国制限をしなかったミスこそが、日本を結果的に救った事になる。

⑪「日本の感染対策は、予算が大幅に削られ、臨床現場は脆弱でした。しかし、S型とK型の2つが市中で流行した事により、重症患者を減らす事が出来たのではないか」(経済産業研究所上席研究員・藤 和彦 氏)