【近藤鍼灸院の健康新聞 ① 「再 開」 】

昔、何十年も前に上記のタイトルで手作りの院内新聞を作っていた。主に、当院へ来院されてる患者さん達への勉強目的で読んで頂いていた。
「何故、手間暇かけて?話したら良いのに」と思われるだろうし、実際に言われる方々も多かった。ある女性患者さんが言った一言。「先生って話の内容は素晴らしいんだけど、話すと白雉までとは言わないけど馬鹿っぽい。なのに、文章を書かせると天才と迄は言わないけど秀才的。特に短い文章を書かせると凄いモノを持ってる‼」と、言った事。そこで考えたのが健康新聞と言う形での連絡票。
出来上がった原稿のコピーをしに行ってた近所の商店の奥さんも愛読者に成り、意見を聞いたら「知らない事や色々な事が書かれてるから、勉強に成ります」と言う話で、一番遠い愛読者が盛岡市在住の京大出のドクター。このドクター、辛辣な話をされるが一生懸命してると色々と手助けがくる。そして、「最近の若い鍼灸師は、医師会や医師に対して諂うばかりの者が多いが、先生(私の事)のような人は中央に出てきて頑張るべき‼」と言われたが駄目でした。何故なら、田舎者の四国では私のタイプは事興しで屑と解釈されてたから。田舎者独特の考え方で、間違っていてもトップへの忠誠心&右へならへの世界では、私のようなタイプの人間は、総力を挙げて潰される人間ですよ。だから、未だにダメ・トップの太鼓持ちの残党は、私を潰しに掛ってますよ。それでも、盛岡のドクター「幕末の志士・坂本龍馬と同じタイプの人間、近藤竜馬と呼ぶべきか」と書かれていた。恥ずかしい次第である(赤面&笑)。

この健康新聞も最初は手書きだったが、親父が使えずに半ば捨てたワープロを拾って来て練習をして、切り貼りしてA3の広告形式の新聞になりました。記事の隅っこにには盗んだ4コマ漫画を使い(笑)、珍問のクイズも入れたりで、見栄えは悪いが随分と楽しいモノを作りましたよ。それも月一のペースで出してましたが、記事不足や何やかやが重なり50号で廃刊と成りました。

あれから30年以上経ち、ホームページ(HP)を作り「院長の独り言」と言うブログの形で色々な情報を発信している。本当は、医療関係の記事を中心に書く筈が、性格が災いしてか少々違った格好で続いている(笑)。

 

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