タイム・スリップ?

此処何年か、ご近所さんの生活音が非常に少なく成っている。まるで、当院だけがタイム・スリップでもして、人も住んで無いような荒野にでも流されたのではないかと思う程(笑)。

例えば数年前迄の祭り前には、御近所で子供達が吹く笛の音が聞こえ、練習している太鼓の音が聞こえ、人々の騒めきも随分と聞こえていたが、気が付いたら治療室に付けてるラジオ代わりのテレビの音と、治療器の音と、患者さんの数少ない言葉とイビキ(笑)だけとか。
その日常の生活音自体が減り、御近所の車のドアの開閉音と走り去るエンジン音のみ。人の気配がまるで感じられない。
昼休み時間帯、近所の大型スーパーへ散歩がてらフラッと出掛ける事があり、又、仕事が終わって晩飯と翌朝の御飯に昼飯を買いに出掛けるのだが、午後7時を過ぎると客足が減っているし、昔なら考えられなかった背広姿のビジネスマンが名札を付けたまま買い物籠をさげて晩飯&朝飯を買ってる姿。何を買ってるか見てると、肉じゃがや豆腐や御漬物や生野菜など、色々な食材を満遍なく買っている。昔のビジネスマンの場合、丼物や巻き寿司やらが多かったように思うのだが。
それに、最近は午後7時辺りを過ぎると弁当や惣菜類が半額に成る。店屋物ばかりと言われそうだが、これが随分と助かるのです。食材費+燃料代+電気代+諸々の費用を考えると、一人分では無駄が多過ぎる。半額処分品を買った方が得。ある程度安く成るのは2~3人分以上を作る場合に限られる。この辺り、一人住まいの患者さんが計算し,物にも因るが先程の2~3人分以上と出たらしい。

店屋物の場合、添加物が多過ぎると言われるが、天然素材と言われる物も随分と天下されているのです。以前にも書いたが、葬儀屋さん曰、「最近の御遺体は腐敗しにくく、ドライアイスの使用量が少ない」と言う。理由を聞くと「食材に含まれる保存料が原因」と言う話。

 

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