【近藤鍼灸院の健康新聞】⑭「花粉症&アトピー系の症状」

花粉症やアトピー系の病気って、理論では鍼灸治療で治るように書いてますが難治性の病気である。そして「治りますか?」って聞かれた時には困ります。
俗に言う「治りますか?」って言葉の裏には、「一回か二回で完治する事を要求」してる事が多いのです。これでは、まず無理なのです。でも患者さんは、それを要求します。
鍼治療に来た患者さんに「定期的に治療してみては?」って提案しても、「差し当たり、この症状が取れれば良い」って人が多い。言ってみれば、売薬を飲んでその場しのぎをする感覚です。これでは、加齢と共に身体能力が落ちてるのを加速させるだけなのにね。治療って、基本的には「身体の老化スピ―ドを遅らせる事にある」のです。その中に、様々な症状を取っていくと言う現実がある。

治療の事を「手当て」って言いますが、御存知の通り「痛ければ、悪い所に手を当てる=手当て」。それが人間に知恵が出来ると、既存の手当てから色々な治療方法が考案され、今のような凄い数の方法ができてるのです。

脳脊髄液減少症って病で整形外科の医師と二人掛かりで治療して、日常生活が普通に何とか出来るように成る迄、4年半と言う年月を要した。医師曰く、「私は半年か長くて1年で治せる」と言ってある。おまけに、脳脊髄液減少症の治療に関しては世界で№2の実績を持ってたにも関わらずである。そして、世界№2の医師と共著の本を出す事に成った時、印刷に入る直前にストップを掛け1行だけ加筆したと言う。「鍼も、確かに効く」と。

脳脊髄液減少症の話は、又、別の項目で。

 

Leave a comment

Comments are closed.