【近藤鍼灸院の健康新聞】⑯「歩きと食物と便秘の関係」

此処暫く、色々とあって歩く機会が減っていた。すると、「ヤッパリ‼」と言う感じで便秘がやって来た(笑)。そして突然のように「おやつ昆布」の食品が食べてくなって、1袋が100円チョイ位の1回分の量が入った物を何種類か買ってきて、美味しいヤツを探してみた。昔からある「都こんぶ」は好きなのだが、年老いた私の口には味が濃過ぎる。最近のおやつ昆布は、平均的に薄味で美味しく作られ、余程で無い限りハズレは無いと思う。

友人と24H営業の大型スーパーへ買物に行き、私が小型のおやつ昆布の袋を幾つか抱えていると、「ヨード中毒に成るよ」と笑ってる。「私には甲状腺機能減退症があるから、ヨード分が必要。此れ位では中毒には成らないよ」って笑った程。
其れからである。身体内部から激変する事があった。胃ガンの手術し消化器系のバランスが崩れ、普通の便~酷い便秘~酷い下痢便状態が交互に続いていた。歩いただけでは、改善が長続きしない。その便が普通に固まりかけ、何とキレまで良くなったのだ(笑)。今迄、生野菜・温野菜を幾ら食べても、これ程の事は無かった。昆布は繊維質の塊と言うが、野菜嫌いの私にとって食べ易く腸に良い結果を出し、身体に必要なヨード分が足りだしたと言う事は、私の命の種(笑)か。
そして3月17日の日曜日に役員会があり、例の如く電車で行ったのだが、家を出る前に順調な便を出し、前日にトータルで6㎞ほど歩いていたから、朝一から物凄い快調な便を出していたのが、普段の食事が、一度に食べられない事から少しづつ食べてたから関係で、会議中にも関わらず、昼から小出し(笑)で何度もトイレに。月曜日も順調に。私が、「歩く必要性を説いたのを、改めて実証した」と言う話。

松山辺りへ行くにも電車を使うのは、余程で無い限り歩かねば成らない状況を作る為なんですね。場合に因っては車も使う。時間があれば鈍行(普通電車)で、急ぎは特急で(笑)。

私が何故「歩く事を推奨する」かと言えば、ツボとツボを繫ぐ経絡は基本的に上下に走っている。歩くと足のツボやら経絡やらが刺激され、気の動きが活発化する。そうすると、内臓も刺激され働きが活発化する。と言う部分。別項にも書いてたが、かなり酷い頭痛も歩いて良くし、便秘も良くなったと言う話があった筈。

足が悪くて歩けない人は、リハビリと言う手がある。病医院でやってる形式だけじゃ無く、主に歩く時に使う筋肉を動かすようにマッサージをすれば良い。最初は痛がってても、筋肉の悪さが改善されると痛みは減る。それに、触って痛むと言う事は悪い証拠である。かと言って、闇雲にすると筋肉を傷める。やはり、それなりのプロに治療して貰って、方法論が解ってから自分でもやると良いのです。

良く「治療費が高いから」って、1回とか2回とかの治療で上っ面だけ習い、後は自分でやるからと止める人が多いが、まず長続きしないし、素人がチョコチョコとやって治る程、簡単な話ではないのです。やはり、自分の身体を詳しく様子を診ながら治療をする。治療なりを変更する時も同じです。

 

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