講演会が続いてます。

二月に入って、講演会が続いている。

6日の日曜日には東大教授で腫瘍治療の専門医の講演会があり、話を聞いてるとアフラックのCMに出てる東大病院の医師の先輩だと言う。東大出の固苦しさも無くて、話も上手く茶目っ気もあった。結構、楽しいガンの話でした。

そしてメイン・イベント(これはウソ!!・笑)は、私の講演会。たまたま市の出前講座に講師登録をしてた関係で話が舞い込んだらしいのだが、本来、日曜か平日19:00以降と言う筈が、市の担当者から電話があり、「公民館活動の一環で、17日・木曜日の午前中に御願いしたい」だと。普通だと即お断りだったのだが、電話があったのがフリー・ペーパーの社長の取材を受けた直後だったので、反響次第で受けるつもりで返事は保留。そして12月上旬発行のフリー・ペーパーに私の写真入りで出た反響が余りにも大きかったが為に即、受けました(笑)。

そして2月17日の木曜日、09:15には会場に到着。事務室に案内され館長と話をしてると、玄関先に見覚えのある頭が二つ。「おかしいな~」と思いながら時間が来たので会場へ向おう途中の玄関先を通ると、やはり二人の姉が誘い合わせて来てるではないか!! 思わず他人の顔で無視して会場へ。聞いてた人数より随分と少なかったが、聴講生の多くが後期高齢者でした(笑)。

やがて講師紹介が済み本題「末期ガンからの生還」に入ったのだが、今回は何故か聴講生のノリが悪い。それでも、話しながら聴講生の表情を見ていると、私の顔を食い入るように見ているし、メモ書きしている人も居る。それだけ、熱心だったのだろう。

30分ほど過ぎた頃、姉が「済みません」って手を挙げた。「ハイ、何でしょう?」後に居た聴講生を見ながら。「この方が、聞こえづらいって言ってますが」「アッ、そうですか」と言いつつ、マイクを持ち替えた。するとハウリング。困ったもの。それでも私達姉弟、「役者ジャの~」って雰囲気でした(笑)。

やがて規定の1時間半の講演も終り帰宅したのだが、患者さんから何本か電話が入っており、仕事の準備をしながら電話を戴いてた患者さんに連絡をし、即来院した患者さんからの治療を済ませ昼食に。既に食事を始めてた姉が、私の顔を見て笑っている。理由を聞くと、「聞き取りにくいってた人、あんまりグズグズ言ってたから『最前列の真ん中へ行かれたら』って言うと、『イケメンなら、最初から行ってるんだけど』って言ってたわよ」って大笑いをしていたから、私の追加一言。「そう言う時はさ、また手を挙げて『先生、この人、先生はイケメンじゃ無いって言ってますよ』って言うんだよ」私の話に、食事が気管へ行くんじゃないかと思う位の大笑い。我ながら、「何だろうね~この家族」って思います(笑)。

そして20日の日曜日、愛大ホールで「ガンと健康食品」ってタイトルの講演がある。15:30~17:00と時間的に遅いのだが、医師は比較的、代替医療、特に健康食品に感情的に批判するのだが、当方で取り扱ってる新居浜産のアガリクスを飲んでる知人の末期ガン患者さんの腫瘍マーカーが正常値どころか健康な人並に落ち着いてると言う話を持って聴きに行き、質疑応答があれば健康食品のエビデンスを突き付けてみようと考えている。 多分、感情的に「たまたまですよ」って言うだろうな~。私達の発言に、「エビデンスを‼」って言う割に、自分達の感情的な発言には「エビデンス」は付けない。

愛媛県出身の「わだちひろ氏」が、「患者講師は語る」ってエッセイを愛媛新聞に載せられてたが、事実だと思う。鍼灸師より数百倍の医学医療知識を持ってる平均的な医師は、ただ一つ欠点がある。「実体験が少な過ぎる」って部分。

手前味噌だが、患者が自分の病気に関する知識は下手な医師や鍼灸師なんぞより詳しい多くの知識を持ち合わせている場合があるが、これもただ一つ、臨床経験が医学医療の素人である自分一人だけと言う重大な欠点がある。だから、平均的な医学医療知識や臨床経験が医師より少ないが、素人より医学医療の知識があって臨床経験も持ち合わせた上で、末期ガンやその他の病気や怪我の実体験があり生き延びている私の話を、ウザイって無視しないで、せめて参考意見以上の話として聞いて、皆さん、元気で大団円を迎えて下さいネ。今夜も飲んでます。酔ってます。夜が明けたら仕事がありますので、お休みなさい。

 

2 Comments

  1. 今晩は!

    ほほえましいご家族のエピソードもおありだった講演だったのですね♪
    あちこちから依頼がおありなんですね!
    二人に一人が、ガンになってしまうという、今の時代。。
    関心を持たれる皆さんも多いことと思われます・・

    食事など食品で、ある程度危険を避けることができるなら
    ぜひ、そういう知識は身につけたいものだなぁ・・なんて思われます・・

  2. こんばんわ。
    私は随分と変わり者だが、姉達はもっと変わり者・・・と言うか、危険な変人かも知れない(笑)。
    と言うより、血は争えないのかも知れません(爆)。

    講演会は余りですが、集会などでは随分と問題提議するらしく、論争の火種的な部分もあるらしいです。
    でも、その論争でガヤガヤやってる内に、何かとヒントを得て次の段階の原稿ネタとして使う事もあるから、
    結構、チャッカリしてると言うかイヤらしいと言うか・・・楽しいです。

    デモね~、年老いた聴講生から「イケメンじゃ無いから」って言われたのも、多少・・・自他共に認める怖い顔だけにショックがある。
    良い話は顔でする訳じゃ無いのにね(笑)。

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