和服と階段

金毘羅さんは、小学校6年生の頃に修学旅行に行ったのが初めてで宿泊場所であった。高松市の屋島・金毘羅さん・国営まんのう公園が主な見物先だが、高速道路や国道その他の道路整備が整った現在なら、日帰りのコースである。その後も、親父が田舎では珍しい自家用車を持っており、周囲からは「お前ん家、ハイヤーが有るんな」って言われてた位のド田舎の話(笑)で、正月に成ると親父が「金毘羅さんへ行こう」と号令が掛かった場所だ。

その親父も金毘羅さんへ行くのも、まだまだ道路事情が悪かった関係で知らぬまに行かなくなった。私と言えば、二輪免許は二十歳で取り、四輪免許は22歳で取った程だから、一人で行くには鈍行列車で行くのが安くて手っ取り早い移動方法でしたね。帰りは当然のように呑んでたです(笑)。

ある年も一人で鈍行列車で行き、本殿に向かう長い階段を上りだした。この年は、参拝者が多いように感じた年で、階段で進んだり止まったりしている。周辺は土産屋がズラ~ッ並んでいるから、店頭の土産を品定めしながら歩いていると、流れが止まったのに気が付かず、前を歩いていた妙齢のお嬢さんのお尻を突き飛ばすところだった(笑)。

それでもセ~フだったから知らん顔して歩いていると、視野に変な感覚のモノが映り込む。何だろうかと思ったら、若いが故に少しムチムチのヒップラインに、ハッキリ&クッキリとパンティ・ラインが出てるのである。これは着付けをした人の責任。だってね~、一段一段が少し高目の石段。2~3段も離れたら、私の目の前にヒップが見えるんです。それも歩く度にクネクネト動く。これで気に成らないと言えば大嘘だと思う(笑)。さすがジ~ッと凝視していては変態扱いされ兼ねないから視線を移動はさせていましたがね(笑)。色っぽい話を思い出したら、追加書きしますね(笑)。

そして、この金毘羅さんは夜の参拝も趣があるから行って見られてら良いかと。私は何度か白黒フイルムを入れたカメラで撮影に行きました。雰囲気は良いですよ。

 

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