【近藤鍼灸院の健康新聞】㊺「自己愛性人格障害」

最近、とみに「自己愛性人格障害」と言う名を聞くようになった。私が最初に聞いたのが、10年程前か もう少し前位か。ネットやYouTubeにも掲載されてるので読んでみたりしたが、素人が経験した事を簡単に説明したものとか、専門家と呼ぶべきか精神科の医師などが色々と書いていたモノばかりで、書いた本人達でさえ十分理解してないから、具体的に「こうである!!」とハッキリと書かれて無い。意味は解っても人様に正確に説明しにくいものだった。
ところが、最新版扱いの2020年2月10日発行の「結局、自分のことしか考えない人たち~自己愛人間の対応術」と言うタイトルの本を手に入れた。ネットか新聞で紹介されてたから買って読んでみると、マア整理された具体的な書き方で充実した書き方である。まだ十分読んでは無いが、主なる部分を読んでみると、「あぁ、やっぱり彼奴のあの行動は典型的な自己愛性人格障害の行動であった訳だ!!」と思える事が幾つも書かれている。原因なども十分書かれている。ビックリしました。

そこで一つ御注意を。人間誰しも自分が一番可愛いのだ。だから自己愛を持ってて当たり前なのだが、この項のタイトル通り「自己愛性人格障害と言う病気」の話。この辺りを、どんなに説明しても理解できない人が多い。YouTubeから採った簡単な案内ビデオを見せたら、「これって、皆さん当たり前に持ってるんじゃないですか?」って返答だったから、回りくどい説明は辞め、「内容は違うけど、私はガン患者ってのはご存じですよね。このガン細胞って元気な筈の皆さんも持ってるのはご存じですよね。でもガン患者とは言わない」。此処まで説明すると、多くの人は理解する。結局、体内に普通に存在してるガン細胞がストレスや色々な事が原因で暴れだし、増殖してガンと呼ばれる肉塊となる。

それと同じで、誰しも持ってる自己愛が色々な事が原因で~~後は余り高くない千円でお釣がくる位だから、買って呼んだ方が良いかも(笑)。

 

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