愛媛マラソンに参加?

「愛媛マラソンに、参加してきました」とは言っても、県師会からケア・ボランティアに参加。
「今度の愛媛マラソンに」と言っただけで、大体7割前後の方々が「走るの」って聞きますが、冗談でも止めてくださいね~(笑)。大体が、ウォーキングと多少の心得がある空手なら解らんでもないが、走るって事に全く縁が無い私に」走るの?」っとは、冗談交じりで聞かれる事は嫌ですね~(笑)。
今回の愛媛マラソンは50回目となり、高橋尚子選手や土佐礼子選手、その他の名だたる方々が招待選手として参加。おまけにレース中盤から二人の選手がデッド・ヒート!! 優勝選手がゴール手前200mあたりからラスト・スパートをし、結局2秒差で勝敗が決まった。ケア・ボランティア用のテントがゴール脇の僅か30m程傍にあったから、結構、見ごたえがありましたよ。
今回の参加にあたっては、集合時間がレース当日の06:00だから土曜日から泊りがけに成るから例の2000円切符が使えず、土曜日に仕事が終わった19:47発の鈍行電車で行く事になり、結局は1750円の普通運賃切符を買った次第。顔見知りの職員の若者に、「チョッと、損した気分ですね」って笑われた。
今回は妖怪オバチャンに会うことも無く22:20過ぎにはJR松山駅に着き、駅前からホテルに電話を入れて歩いて松山市駅前のカプセルホテルへ。
松山には「松山駅」と呼ばれる駅が二つ。JRと市駅。何年か前、路面電車環状線で「松山駅へは、どちら周りが早いですか?」ってうら若き女性に聞いたら、「松山駅は二つある」って念を押された事があり、改めて認識した次第。田舎者は駄目ですね~(笑)。
明日のレースでゴールとなる堀之内の堀端を通り、市駅へ向かった。明日の仕事場は、何故かJRと市駅の中間にある。便利が良いといえばよいが、荷物を抱えては疲れます。
ホテルに到着後、カウンターで料金を前払いし、初めて利用だと言うとチャンと案内してくれた。私のベッドは二段重ねのカプセルの上。強度の閉所恐怖症と高所恐怖症などを持ち合わせている私は予約した時点で少々後悔はしていたが、いざカプセル内に入ってみると何も心配する事はなかった。圧迫感も無く、座って着替えや荷物整理をする限り何の心配も無い。快適である。最初にカプセル・ホテルを考案し実践した人は天才だと思う(笑)。
一通り荷物整理をすると、腹が減っている。こういう時って何故か本前の仕事が忙しく、バタバタとして夕食もあまり食べないてなかったので、ブランデーの水割りと非常食?と朝食用にと用意していたカップ麺を食べ、少々危険なんだが睡眠薬を飲み、携帯電話の目覚ましアラームをセットして爆睡。
朝は、スッキリ&クッキリと目覚ましが鳴る前に目覚め、着替えを済ませてカップ麺を食べ会場へ。会場には、参加会員のほとんどが集合し準備が始まっている。挨拶をし、準備をしていると地元の会員が自転車でやってきた。スタッフ・ジャンバーを渡そうとすると、「本日は選手として走る」と言う。私より3歳もオジンなのに頑張るな~。
やがて疾走前の選手がケアにやってきた。近くには製薬会社の看板を挙げたテントがあり、テーピングをやっている。何故か、そちらの方が繁盛している。多少、時間を持て余し気味ながら、僅かレースが始まる1~2時間ほどで50人そこそこのケアをしている。後はレース後に忙しくなるという話。打ち合わせや足りないところの養生をしている内に弁当が来ている。他のテントの役員やボラ参加者達が弁当を食べてると思った。時計を見ると11:00過ぎ。今の内に食べておかないと、09:30スタートだから、早い選手は12:00前には帰ってくる。
7インチのTVを持ってきていたメンバーが居たのでレースの生中継をみていると、フル・マラソンでは珍しいと感じる事が起こっている。コース後半で、二人の選手が首位爭いのデッド・ヒート!! 三位以下の選手は見えない。画面で見る限り、疲れた様子なんぞ無い!! 思わず、「凄いレースをやってる!!」って言った程。しばらくすると会場の堀之内に帰ってくると言う。ゴール傍のテントに居ながら、慌ててゴールの見える場所に走り、シッカリとゴールの瞬間を見てきた。1位と2位の差は僅か2秒。フル・マラソンで後半に凄いデッド・ヒートを繰り返した割に、二人とも普通に歩いて控え場所に。テレビカメラや記者は、2位の選手を後目に1位の選手を追う。この辺り、勝負の世界の厳しいところか。
その後、続々と選手がゴールをし手続きの終わった選手達が足を引き摺りながらケアテントに集まり始めた。テントに戻り、交代でケアをする。メンバーとベッドの数とケア希望の選手の数の問題で、一人10分~15分迄。手の空いた会員は集まる選手の整理役。これも交代。連絡時には、「呼び込みしてきて(笑)」が合図(笑)。
見てると連絡していた患者さんが待合椅子に座っている。私に気が付いてない。前に立ちはだかってもても下を向いたまま。そのうち顔を上げ私の顔を見て再び下を向いたが、再び顔を見て飛び上がって驚いた。失礼だな~。で、順番が来たが私の担当ベッド無かったが、事情を話して私がケア。
もう一人。新居浜選出の県会議員が完走をしたのは良いがボロボロ状態で、仲間に肩を支えて貰ってやってきた。彼は元々、新居浜市議だったが県会に行った人で、市議時代から私の事を知っており、後々知った事だが極真空手の元同門。私のケアに悲鳴を上げるから、「ヤメテよネ~、虐待してるみたいじゃないですか」と言ったら、「虐待の方がマシ~」と言う話。「極真の回し蹴りの方が痛いでしょ」「回し蹴りの方が痛く無い~」と言う、何とも虐待好きのサド的な乱暴者扱いをされてしまった(笑)。
やがてレースも終わったが、テントは16:00には明け渡す事になってるので15:30には終えて撤収。気の毒だが後半にゴールした選手ほど状態の悪い選手が多いので、我々の所では手の施しようが無い事となる。その場合は、救護の方に回って貰った方が良いという話。
16:00過ぎに反省会を開いて、私だけ16:00に失礼し、市駅へ行き所用を済ませて17:20発の新居浜駅行きの特急バスに。何故、帰りはバスかっていうと、多分寝てしまうから終点が新居浜駅のバスの方が乗り過ごしが無い(笑)事と、本来なら1500円の料金が1200円に成ってる回数券が一枚残ってたからと言うのが理由(笑)。
バスはJR松山駅を出ると松山市駅で停まり大街道で停まるのだが案の定、大街道で停まったまでは記憶があるが、目が覚めたのが西条市に入ってから、と言う事は、一時間半は爆睡してたことになる。さすが経験者だと感心(爆)。西条駅に停まってから新居浜駅までの間、やはりウツラウツラとしており確かな記憶が無い(笑)。新居浜駅では私を含めて5人の降車。駅前ロータリーに入った所で愛妻の車を確認直が、愛妻からの電話。「お父さん、バスが着いたわよ!!待ってるよ!!」と言う。「車を確認した」と言って電話を切り、寝ぼけ眼でヨタヨタと最後尾のシートから狭い通路を通り下車。
そうそう、西条で目を覚ました時、小用に行きたく成ったが目覚めと共に何時もの電車でないから「トイレ~‼」っても間に合わない。おおよその見当がついてたからバックの一番上の取り出しやすい所に簡易トイレを用意してた。それで用を足してたのだが、下車次第始末をする予定だったから、一度、駅の待合室に入り燃えるゴミのゴミ箱に入れちゃいました。で、何食わぬ顔で愛妻の車に乗り込み帰宅。自宅に戻り、風呂に入り。、ようやく真面な食事を済ませて就寝。
このブログも、新しいPCだから慣れてないし仕事の合間に書いてから丸一日半もかかりました(笑)。
 

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