第19回 全四国空手道選手権大会

平成24年7月8日の日曜日、恒例となった上記の極真空手の大会が行われた。「試合に行ってきました!!」っても、さすがに「試合に出るの!?」っては聞かれなく成った。当たり前だけど(爆)。

当日は、やはり恒例の顎足付きで、松山の県・武道館へ行ったのだが、何故かこの武道館とは肌が合わず、行ったは良いが必ず体調不良で良くて半日、最悪一日中体調が悪い。今回も午前中の撮影はムチャクチャ・・・と言うより、周囲の明るさなどでカメラ設定を変えるのだが、うまく変えられなかった部分がある。

それに前回の第4回 石鎚杯の時から写真係に成ってる筈なのに、色々と連絡が出来て無い。

前回は私の処に分支部長がタイム係を言ってきた割に、その場で写真係に変更に成った事もあって軽くトラぶったから、今回は早目に写真係の話が決まり連絡できていた割に、何故かスタッフ表にはタイム係に成ったまま。今回も私に言ってきた分支部長に電話を入れ、HP管理者の分支部長に連絡を取って貰い、ようやくメンバー交代の手筈が整ったのだが、直前変更に支部長は少しキレてたみたいだが、周囲の世話役分支部長の方々のお陰で何も問題無し。

だけどね、最近はコンパクト・デジカメの性能も上がり、誰でも綺麗な写真が撮れると思い込んでる方々が多いので、試合運びの役はどれも大切なのだが、カメラマン役って言うと必ずタイム係より下に見られる。

それでも、開会式から午前の試合、休憩を挟んで午後の試合から閉会式と順を追ってベスト・ポジションを早目に確保しながら撮影してたから、誰かから「プロみたい」発言をされたが、さすがにスチール写真撮影が50年で白黒写真の焼付けもし、本来はセミプロで撮影料も貰ってるくらいだから・・・。おまけに動画の重要さも解ってる分だけ、今の仕事もしながら地元CATVのカメラマン&編集者&ライトマン&音声までやってた元プロだから、プログラムをパッと見ただけで式なり試合の流れを見て取りこぼしの無いように走るから、普段の私の行動や喋り方だけしか知らない方々は、撮影中の私の動きを見て驚愕するみたい(爆)ですよ。だから撮影前と撮影後では、私に対する対応が随分違います(笑)。

あんまりな事を書くと、HP管理者がこの院長の独り言を読んでるから、後々イジメれれそうダ~、ネッAさん。【これで決まりだ!!私に対する虐待!!(笑)】

空手の話が写真の話に成ってますが(笑)、良い一枚の写真を撮る為には撮影経験だけじゃなく、今回の極真空手ならある程度の極真空手の経験が無いと、ベスト・アングル&ベスト・タイミングは絶対って言うほどに取れないのです。

開会式を撮ってる時、本来はスタッフと選手以外は立入り禁止の試合会場なのだが、整列している選手達の列に紛れ込んでシャッター・チャンスを待ってると、私の右後ろに誰かが駆け寄りカメラを構えた。思わず「ウソ!!誰!!」って感じで振り返ると、若い娘さんが本格的なレンズ交換式のカメラを構えている。私が振り返った事で、慌てて「ワールド空手の取材です」って言うから、「ア~ァ」って気の無い返事をしてしまった。何故なら、私は何も聞いて無かったから(爆)。

でもね、その記者さん・・・ただでさえ顔が怖いって言われてる私の顔を見て、一瞬・・・脱糞とまでは言わないがチビリそうになったんじゃ無いかと。

何故かと言えば、関係者しか入れない場所にフッと見た感じが若い母親の感じがしたから、一瞬だが心の中で「誰ジャ~!!」って思ってニラミを効かしたから、体調不良も手伝って鬼のような表情に成ってたと思う(爆)。

それでも時間が経つに従って打ち解け、コート間で笑いながら談笑してたから、後々身近な方々から「アレ、誰?」って聞かれたっけ。さすがに「私の彼女」とか「愛人」とかは恥かしくって冗談でも言えなかった(爆)。

そして最後の大きなトラブルは、昼休み時間帯に成って私の通う道場の分支部長が険しい表情で何か言ってる。聞いてみると「弁当が無いんです・・・」その言葉にガ~ン!!って感じ。まるで踵落しを喰らったみたい(爆)。で、補足説明が「数が足りなくて、いま買いに行ってるらしいです」の事だったが、心の中は「撮影が続くから、少なくても試合が終わる迄は喰えない・・・トホホ」でした。朝も喰って無いから、それはそれは大変でした。

たまらないから皆が弁当喰ってる時に外に出ると、他県から来た人達が弁当の話をしている。お互いがスタッフ札を付けてるから私に声を掛けてきたのだが、「弁当が出るのを知らなかったから、途中のコンビニで買ってきた」って言う。「そうですか。今日は何を勘違いしたのか、数が足りなくって今のところ私らはお預け」って言うと、「ソリャ大変だ。私らは弁当食べたから、買ってきた弁当を食べてください」って言ってくれたが、「間もなく帰ってくる筈だから、アリガトウ御座います」ってお気持だけありがたく頂きました。

昨年10月の大会時にも似た事があり、夕方6時過ぎまで一日何も食べられなかった事があり、そのからは県武道館にくる時はカップ麺とドリンクゼリーを用意してます(爆)。カップ麺に至っては、この日の午前中に受付でカップ麺用の湯を戴く交渉までしてた位だから、空手はヘッポコだが、還暦近くに成ると生きる事には図々しくなるようで(爆)。

それでも午後の試合が始まる前に応援席へ行き、「また飯抜きジャ~」って言うと、前回の事情を知ってる父兄が驚きの表情で「エッ~、本当ですか。二度目じゃないですか!!何か言わんと!!」と言う。「今回は弁当の数が足りず、いま買いに行ってるらしいが多分、試合が終わる迄は喰う時間が無いと思う」って言うと「ア~ァ、気の毒・・・」って話。

午後の試合が始まる時間になり、カメラを手に本部席辺りをウロウロしてると、分支部長が来て「弁当来たから食べてください」って言うが、選手が集まり試合が始まる状態。「試合が終わって食べますから、二個ほど確保しておいて下さい(笑)」って言うと、皆さん笑ってたっけ。

やがて試合が始まり、腹ペコの上に体力的な事も重なり、メインのBコートと本部席の間に座り込んだまま撮影を続けた。さすがにセンターは取れないから、センターと角に居る副審の中間で、ライン脇1m弱。打撃戦で縺れあった選手が来たら、完全に下敷き状態に。案の定、準決勝の時か一組だけ縺れ合いながら此方へ真っ直ぐ来てる。ラインを割る直前に、此方にきていた選手達が何故か私の左側に方向が少しズレ、私の左50cm~1m位の所を駆け抜けた。

多分その時の私の格好は、ファインダーを覗いたまま仰向けに成ったパンダのように成ってた筈。そう、胸から頭を起した状態で仰向けに成り、両方の後ろ足を伸ばし、前足でカメラを構え、ファインダーを覗いた姿を連想して欲しい(爆)。それでも、レンズは選手の方を向いてる。

主審が慌てて二人をコート内に入れて試合続行だが、私と言えばカメラを置いて両手を床に付けてヨイコラショって格好で体制を戻していた程だから、一体、何をやってるんですかって話でしょう(爆)。

やがて試合も終り表彰式が始まる僅かな時間を見つけ、本部席の後ろに道具を置き、「飯を食ってきます」って声を掛けると、支部長始め数人のお偉方が「どうぞ食べてください」って言ってくれた程だから、写真の出来不出来?に関わらず、随分と手厚い状態でした。

で控え室に入ると、10個位の弁当とペットボトルの茶があるが、さすがに「2個ほど確保しといて」って言ってても、時間的にも何も2個も食べられない。おまけに8割方食べ終わった時、会場では選手が並び準備が整っている。残った飯を口に頬張り茶で流し込みながら会場へ行くと、まさに表彰式が始まろうとしている。口をモグモグさせながらカメラを片手にコート内に入ると最後の撮影を済ませ、同じ道場の入賞者の個別撮影を済ませ、持っていってたPCにデータを移し、USBにコピーし、HP担当者に渡して、ようやく私の仕事は終り。

それでも持っていった機材の忘れ物が無いかのチェックや何やかやで、、結局はほぼ最後の方に会場を後にした。 しかし県武道館への出入り口になる道路が一本しかないから、逆にその方が楽に出られた部分でもあったと言う最後の笑い話でした。

追記:久しぶりの長時間撮影だった関係か、

月曜日には下半身の筋肉痛を引き起こしており、

仕事にも差し支えながら夜は夜で空手の稽古に。

頑張るジジイの報告でした。

 

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