リニューアル準備

現在の建物は52年前、私が中二(14歳)の時にオヤジが建て(当然か)引っ越して来たのだが、外観のデカい事で「御殿みたいだ」[お城みたいだ]とビックリされ、同時に随分と妬まれたもんだった。
それから4年、高校卒業間近の頃にエラ(顎の事)がバリバリに張った[カクネエ]とあだ名のついたグラマーの先生に「あんな大きな家を建てて‼その一部でも恵んでくれたら良いのに‼]などと、何も無くても妬まれて罵詈雑言を浴びせられた。親父が家族の為に汗水垂らして稼いだ金の事で随分と虐められたものだ。
まだこの家に引っ越す前、幼稚園の頃に近所の合田という靴屋の男の子が私を誘った。「ウチへ遊びに来いや」と誘われたので行くと、父親が帰って来た。「あの子(私の事)、何処の子ぞ」「隣の○○さんちの子」と言うと、父親は息子を裏へ連れて億の部屋へ行き細かい所は聞こえ無いが子供を叱りだした。暫くして子供が私の傍に来ると、いきなり「お前 帰れ‼」と言う。「お前が遊びに来いと言ったじゃないか」と言うと、「お前tとこ、金があるから遊んだらん‼」。明らかに親の妬みで私を追い返したのだ。
小学校に上がりと、通学路に木花と言う鮮魚店があった。同級生の女の子が居る家庭だ。朝、登校中に店の前を通り掛かると「行きよるで」と声が掛かった。やがて帰宅時間になり、やはり鮮魚店の前を通り掛かるとオバサンがおいでおいでをする。近くまで行くと、「あんた所はエエネ~。金があるけん。うちら金が無いけん中学出たら集団就職で出ていかないけん。あんた所は金があるけんエエネエ~‼」と、このように年端も行かぬ子供に、ズケズケと妬み嫉みの毒とも言える言葉を吐く。私にとっては、生活環境が悪い典型であった。
そして昨年秋から建て直しの話が本格化し、計画を立ててみると鉄筋部分を壊し易い家を建てて○○○円。全部立て直して000円。これでは老後の金がソックリ持っていかれる。で、急遽リニューアルとした。経費は1/5。それでも口さがない連中から妬まれるだろうネ~(笑)

 

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