※最近、車椅子の障害者が何人か、治療の為に来院している。当人から話を聞いてみると、それ迄は病院でのリハビリ治療を受けていたのだが、当院の治療を受けだしてみると、『病院のリハビリ治療が、如何に効いて無かったかが解った』と言う次第。 ※来院する切っ掛けが、障害者の健康保険があると個人負担が無かったのに、何割か個人負担しなければ成らなくなり、人に勧められるままに来院治療を始めてみると、その効果に驚いて続けていると言う話。
※平成17年9月19日の私が出た新聞記事を見て、最近、治療に来始めた南予の患者さん。息子さんに連れて来て貰ったのだが、話を聞いてみると『鍼治療を受けた事があるが、効かなかった。鍼治療は、何処でしても同じだと思ってた』と言う。 ※『鍼治療なんて、何処でしても同じ』と言う話、随分と聞きますが、どちらかと言うと外科的な技術と知識が最優先する治療だけに、生まれもった鍼灸や医療に対する能力が無いと、まともな治療は出来ないと思う。 ※だから最近、問題に成っている医療過誤問題。学校の成績が少しだけ良いと言って、医療に関する能力が無いままに医者に成った人が起こし易い。 ※医師国家資格なんてモノは、学校へ行くだけの金と記憶力があれば、誰でも取得できる代物。医者としてやって行くには、@才能…とA努力…が無ければ駄目。『才能の無い人が幾ら努力しても駄目』…って事は、皆さん大体、気が付いている筈。 ※何故なら、記憶力だけに頼ると言う事は、教科書通りの治療しか出来ないと言う事であり、臨床現場に入ると教科書通りの症例や治療が出来ない患者さんが沢山居るのです。
※それだけに、『鍼治療なんて、何処に行っても同じ』と言う発言、誤解だとお解かり戴けると思います。 ※それに病院などでの投薬治療の多くは、『飲ませてみなけりゃ解らない』と言う部分で治療してる。多くの治療は、同じ部分があるから決して『鍼治療なんて…』と言わないで下さいね。
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