VS警察①

車の免許証の書き換えが免許取得日から3年目と成っていたが、書き換え忘れ等のトラブルが頻発する関係で誕生日の書き換えと成った時の話である。複数の免許を取っている人など、何時書き換えかと騒いでいた事もあり、確か一番新しい免許の取得後の一定期間後の誕生日と成ってた筈で、今と成っては忘れてしまってます。

まだ病院勤務をしていた時、学生時代から乗ってた250㏄のオートバイで通勤していた。途中、国道沿いに小さな交番があるのだが、ある部分、交通の要衝となる場所から、ネズミ捕りやら検問に使われている場所だ。
ある年末の某日、渋滞をしている国道を車の左端をトロトロと走り抜けてると、一人の警察官が立番をしている。嫌な気がした途端、案の定、オイデオイデと言う。寒いし、「帰ったら往診のアルバイトがあるのに」と思ってると、「免許証」と言う。免許証を出すとスッと取り、何度も何度も裏返し表返しをしながら言った。「コリャ、無資格運転じゃ‼ 無免許ジャ‼」と騒ぎだした。私の免許は学生時代の夏休みに取得してるから二輪も四輪も8月取得。ちなみに誕生日が11月だから、本来は来年の8月書き換えだが、計算の都合でこの年の誕生日に公安委員会から書き換えを言ってきたから、警察で手続きをすると、免許証の裏側に「3カ月延長」のハンコを押されていた。にも拘わらず、「半年以上も間が空いてる。無資格運転じゃ‼」と言って聞かない。「だって公安委員会から来た連絡葉書通りにして何故無資格運転に成る」と聞いても「何かの間違いじゃ」と言う。四輪免許を取り、2年3か月後に書き換えの葉書が公安委員会から来たから、正当な手続きを取ってるのにである。それでも「エンジン切って交番へ来い‼」と、私の免許証を持ってイソイソと歩き出した。そりゃそうだろう。本人は所謂 無免許の犯人を捕まえた事に成るからね。
その警察官の頭の悪さに辟易しながらエンジンを切り、「どうやって思い知らせてやろうか」と考えた。結局、赤切符を切らせ、捺印も指紋も押さないで、事務機屋へ行って免許証と赤切符をコピーして県警本部と公安委員会へ送付する事を思いついた。思わずほくそ笑んだ途端、頭の悪い警察官も理解がいったのか、免許証を突き返しながら「帰っても良い‼」と言って立番に戻った。それを観て、文句を言う気もせず帰宅した。
そして翌日から交番の前を通る時、問題の警察官が立番で居たら、極低速でズルズル~と目の前を走って帰りました。それも毎日。だが何日かすると立番にも出なく成り、二度とその辺りで姿を見る事は無くなった。(笑)

それから数年。元勤務していた病院近くの知人宅に向かってると、病院前の点滅信号のある交差点で二人の警察官が手分けして検問しいる。ただでさえ鬱陶しいと思ってる上に、私の所に来た警察官が上記の問題警察官。「免許証」って相変わらず横柄な口をきく。免許証を出すと手に取り舐め回すように見ていた途端、「報道写真の方ですか?」って優しい声に代わって聞いてきた。
当時乗ってた車は大流行のワインレッドの5ドアハッチバック。おまけにサンバイザーには「報道写真連盟」ってステッカーを張ってあるし、裸の一眼レフカメラが助手席と後部座席に転がっている。ダッシュボードにはPRESSの腕章を置いてある。これで新聞関係者か報道写真関連の人間と思わない人は居ないだろう。しかし腹が立つのは、相手がマスコミ関係者と解るとコロッと態度が変わる事。何年か前の無資格運転と騒いだ時と、今回の免許証提出を求めた時の横柄な態度。私が報道写真連盟に在籍(加入)してると言うだけでコロッと態度が変わった事。非常に嫌ですね~(笑)。

 

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