講演会「ガンと健康食品」

20日の日曜日、愛大の新しいホールで講演会があった。主催は臨床検査技師会。講師には、健康食品関係の研修者として有名な方々が三名。内容的には、「多分、たいした事は話さないだろうな」と思ってたとおり、たいした事は無かった(爆) 。

理由は、何時も出てる「研究者の多くは、実体験無しに人様の研究発表を精査しただけの判断結果で話をする」部分。それが悪いとは言わないが、実体験者の立場から言うと、上っ面だけの話で「ノー‼」の答を出すから、話を聞いてても常に「何かがおかしい!!」「何かが足りない!!」って感じるのみ。

確かに現代のように多過ぎる情報、いわゆる情報過多の時代において全ての情報の基礎研究となると物理的に無理。なら、多い順に基礎研究から始めれば良いのだが、実際、基礎研究を始めても[最初に出した自分達に都合の良い答が出るような研究方法を取り、最初に自分達の出した答が出た段階で自慢結果を出す]と言った方法が余りにも多過ぎる。だから昨日の講演にしても、「だから、それからどうなって、どうすれば良いの?」って内容だったり、研究者とは名ばかりで、感情的にたいした事しか言えなかったりと。

ただ、最後の言葉だけが良かったです。「医者と言っても、医学部で健康食品を始めとする食品の講義は一切、受けてません‼。だから、正確に言えば答えられない。それだけに、感情的に健康食品の事を頭っから否定する医師の言葉は聞か無い方が良い‼」と言う部分だが、同席している他大学で研究している教授の手前で言っただけのようにも感じてました。

事実、当方で扱ってる「アガリクス」、ガン患者である知人が私の紹介で飲んでるのだが、まだ体内にガン組織が残ってるにも拘らず、腫瘍マーカー値が正常人の最低レベルまで落ちたと言う話。こう言った末端の医療現場で明らかにされてる情報が多分、その教授の元には届いて無いと思う。

だから、アガリクスを飲み始めてから腫瘍マーカーがドンドン落ちだした事実と、腫瘍マーカーと言うエビデンス(医学的証拠)があるのに、それでも「アガリクスは、ガンには効きません。治って無いです」とか「効いて無いです」って、言い切れるだろうか。私のこの話を聞いて、それでも「効かない!!」と断言するなら、「腫瘍マーカーと言うエビデンスも否定する事に成る」と思います。先にも書いた、「反論するにもエビデンスが必要‼」って事。この健康食品に関して、また何れ書きましょう。

 

2 Comments

  1. 今晩は!

    今回は、お話の内容がすごく専門的で、ど素人の私にはついていけない部分も^^;
    きっと残念ながら講演をうかがっても、わからなかったかもしれないなぁ。。

    全然関係ないんですが、親しくしている友人のご主人が、「リンパ腫の疑い」とかで検査結果を待っていたのですが、そうではなくて私もすごくほっとしました♪

    私がへこんでいるときに、ずいぶん支えてくれた友人なので、逆の立場になったら、何ができるだろうとかこのところ、ずっと考えていました。。

  2. こんばんわ。
    健康食品関係の話としてはと言うより、この話位では難しくないですよ。ようは、利用した患者さん達に効いたかどうか、副作用などの状況はどうか、等などの話のサワリだけ。

    この日、挨拶する暇も無かったが愛媛新聞の私の記事を書いた女性記者さんも来ており、後日、この内容を愛媛新聞のコラムに掲載してたのでメールで私の意見を送ったら返事が返ってきたのだが、真っ向から反対意見。

    愛大出た人で編集委員もしてるし、立場上、私なんかと話してくれないような随分と偉い人と接する会がある人だから、多分、学術的な考え方の激論になると私が負けると思う(笑)。
    でも、彼女には大きな欠点がある。
    そう、幾ら頭脳明晰で素晴らしい医学知識を持ってても、医学系の国家資格を持って医療に携わって無い分、臨床経験が一切無いと言うところ。
    百の意見があれば大体どれも正解なのだが、無資格で実務経験が無いと言うのは致命的で、悲しいかな厚生労働省医務官がペーパー医師・・・いわゆるペーパードライバーと同じで、資格をもった素人が医療の現場が何であるかも解らないの同じ。

    少々、きつい言い方だが事実は事実なのです。
    女性記者さん、時折、私のこのブログを見てると言うから、後々・・・怖いかも(笑)。

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