「一休み」or「リタイヤ」か

寒くなってくると、必ずって言う程 リタイヤの話が出てくる(笑)。
大きな原因が、64年前の「急性虫垂炎」で死に掛け、40年前と44年程前の「死ぬ程のむち打ち症」から始まり、それ以前の「甲状腺機能減退症」があり、「末期ガン」あり、見た目からは信じられない位の大病や怪我で死に掛けてた事が大きいよ。
「虫垂炎」と言えば、どんな働きをしてるか解明されてない時はいい加減に扱われてたが、10年数年程前に一般に「免疫力の司令塔的な働きがある」と発表されている。だから、僅か2歳の急性虫垂炎で手術で取ったと言う事は、その後の免疫力がガタガタに成ってた事は事実であろう。それでも、「そんな事は無い」と感情的に否定する方々が居るのも確か。
そして「甲状腺機能減退症」は、記憶を辿っていくと10歳前後の時に発症。元気印の甲状腺ホルモンが出てないから、粘液水腫と言う水太りを起こし、病的な疲労感があり、何事にも意欲があおきない。症状的に一見、愚鈍な野良にしか見えないから、周囲から罵倒され、ストレスから益々悪化の一途を辿っていた。私の甲状腺機能減退症が見つかった頃は積極的に検査される事は無かったから、単なる肥満で疲労感があるだけの判断だった。ところがここ数年、理由の解らない病的な疲労感には積極的に検査をするように成ったと言う。隔世の感があるし、私の仮病扱いはどうなるのと言う次第。だから、最初に血液検査をしてくれた医師は私の説明に仕方なく検査をしたのだが、「こんなに酷い数値が出るとは思わなかった」と言い、間を置かずして検査した病院の医師達も同じ事を言っていた。それだけ、素人並みに見た目で判断してた訳で、医学的知識が全く加味されて無かった訳だ。だから、末期ガンから立ち直り、まだまだガンの勉強をしてた時に県保健協会のガンのイベントに行ったおり、相手をしてくれた県保健協会の医師に「甲状腺機能減退症もあって、それを見落とした医師と大喧嘩に成った」と言うと、「その辺りの町医者に行くからですよ」と言われたがから、「名古屋大学付属病院での話ですよ」と言うと、壊れかけたロボットが歩くように何処かへ行っちゃったですよ(笑)。

このように、見た目で解る病気を中心として、検査で解る病気なら、別に医師で無くても理解はできる。名医とは、その辺りの解りにくい病気を疑い、検査で確定するのだが、最近の多くの医師は まず検査在りきで患者を診るから、隠れ病人が減らないんでしょうね。

で、少々疲れたからと言って一休みすると立ち上がれなくなるし、リタイヤに繋がり易いから後4年、70歳の時まで先送り(笑)。でもね、生活費の問題から、使い切れなかった金や不動産、孫子は要らないと言うだろうし、どう処理をするべきか。数年前、ある雑誌に「老人(両親・父母)と不動産は相続するな‼」って記事があったけど。私は両方共相続した後だったから、その処理に困ってます。大事な数少なくなったプライベートな時間すら潰されますよ。

それとね、家なんて「寝る所」と「炊事して食事できる所」と「風呂」と「トイレ」と「納戸」が有れば、後は何も要りません。広さにして1DK。私の場合は残念ながら自営業で仕事の道具が有るし、バラバラに成った女房子供の思い出の道具、元気だった頃の両親の写真や僅かの物品が有るから、1DKとはいかないが、何れは処分しなけらば成らない。何故なら。あの世まで持って行けないからネ(笑)。

 

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