院長の独り言

中国ではPM2’5による大気汚染で学校の休校騒ぎが出ているようだ。丁度、私の大学受験時期だった頃だから昭和45年頃、やはり光化学スモッグと言う大気汚染が社会問題化していた。工場地帯もだが、チョット驚いたのは東京の大気汚染。日本中が大気汚染で騒いでる時に、車の排気ガスが追加に成ってたと思う。都内で空を見上げると、丁度 頭上にあたる部分だけが円形の青空で、その周辺が黒く繻子が掛かったように成ってる。その時、｢酷い汚染‼｣って思ってると、同行していた女性が、｢四国だと。空気が随分と綺麗でしょう｣って言ってたが、｢光化学スモッグでゴチャゴチャ言ってるよ｣って言うと、随分と驚いていた。

あれから50年位経ってから、当時の日本における大気汚染より随分と酷い大気汚染で国際的に問題化している。中国は国土が広いだけに、人口が多いし、やる事や結果が度を越してるね。それに、周辺の国に武力行使で支配下に置いて、逆らう者は力付くで言う事を聞かどうとしている。その弾圧に、チベットでは若い僧侶が中心に焼身自殺で訴えているが、日本では報道されないから知らない人が多い。

何時もだが、チョット記事を書いてると、必ずと言って良い程に関連の記事に寄道をしてますね(笑)。そして、本前と寄道のどちらが主なのか解らなく成ってる(笑)と言う事で、又～(笑)

此処暫く、｢世の中、若い人の気質が随分と代わった｣と感じる事。特に、若い娘さん達の利発さに驚きを隠せない。そして、ヤンチャを通り越した悪童が目立たなくなったような気がする。最後には、その個人の性格と産まれてからの生活環境なんかが関係している部分が多いし、私の育った時代より、世の中が平均的に随分と裕福に成ってる事もある。 どの時代にも貧困層の人々が居るのは確かだが、｢中流意識｣が多く成った頃より荒んだ若者が目に着く事が減り、一見 平和に見えるが陰で陰湿な虐めが増え、それも指導者の年代まで増えた事が目に着くようになった。 その裕福に成ったと思われるのは、10数年前に何度目かの呉紀行に行ったおり、チョット勘違いして場所が解らなくなり、側を通り掛かった二人連れの中学生に道を聞いた所、二人共スマホを取り出し検索を始めた事。私一家は四人共、普通の携帯しか持って無かった時代だ。最近では小松の四国八十八カ寺で所用があって窓口で聞いた所、二人のお坊さんがスマホを戸取り出し調べてくれた事。電車に乗ると、多くの若い人達はスマホ片手に遊んでいる。私の年代位以上に成ると、良いところ携帯電話(笑)。それにどう考えても、裕福に成ったと言うか、物なり使用量なりが安く成ってる筈だし、普通に生活している範疇では、お行儀が良くなっている。 お行儀が良く成ったと言う点で、怖い顔した私(笑)が道を聞くなりしたら、今迄、多くの人は下を向いて｢私、何も知りません‼｣って小走りに逃げたり、｢チョット、先を急いでますから‼｣って小走りに逃げたりする女性陣が多かったのだが、何年か前から声掛けしてくれるケースが多く成った。 先日、母親を預けている施設に面会に行き、帰りの電車に間に合うように出た筈が何か勘違いして違う時間帯に駅に着いた。この駅は無人駅。一組のアベックが居た。時計を見ながら時刻表を確認してると、女の子が声を掛けてきた。｢どっちに行くんですか｣｢新居浜方面｣｢新居浜方面なら、少し前に出ましたよ｣｢エッ‼ 時計の見間違いか。やっちゃったヨ～｣と言うと、二人共 ニコニコしながら私の動向をみている。｢仕方ない。ビールでも買って来よう]