【近藤鍼灸院の健康新聞】㊹「<失楽園>に思う性の問題」

「失楽園」とは、映画化もされた渡辺淳一氏が書いた大人の純愛小説である。動画は何種類か作られてるようで、何方がどうであったか主役の男性が役所広司氏と古谷一行氏がやっており、女性は川島なお美氏。渡辺純一氏の小説だっただけに、映画化されると成った時は誰がヒロインに成るか、どんなラブシーンが出るか?大騒ぎであり、純文学的な小説が愛の小説を書かせると天下一品と誉のたかい渡辺氏だっただけに、撮影が進むと皆さん随分と首を長くしておられたようだ(笑)。

そして映画は完成し、映画館は観客で一杯だったとか(笑)。私?、映画好きの私でも観に行く気には成れなかった。原作は素晴らしかっても前評判で濡れ場が官能的とも言われてただけに、「人様の情事を観に行くのもな~」と思っていたし、昔、ブルー・フィルム(エロ映画)の話をしていた20歳の若者に、「あれは観るモノじゃ無くやるモノ!!」と言って泣かせてしまったし、傍で私の発言を聞いた奴が「名言!!」と驚いた程。今回、YouTubeから取っていた失楽園の濡れ場のショート・バージョンを見て、「行かなくて良かった」と思った程なんです(笑)。

確かに、モーレツなセックス・シーンを強調して見せるだけのエロ映画と違って、成る程、官能的な綺麗な映像ではあったが、やはり綺麗事を言ってもエロシーンはエロシーン。と言っても貶している訳じゃな。好みの問題(笑)。映画を見た世の男性方の多くは「あんな恋愛をしたかった!!」とほざいていたらしいが、多くの女性は「面相臭い。疲れるだけ」と言う感想が多かったようだが(笑)。

失楽園の主役の設定年齢は男50歳・女38歳だったようだが、男50歳と言えば心身共に下降線を辿り始める頃。女38歳と言えば更年期障害の前兆が見え始める頃だが、まだまだ性的な部分では成長盛り(笑)。多くの女性は40~50歳代頃から「アレは疲れる」とか「やり方を忘れた」(笑)と言う話をするケースが多いが、若い時と同じく体力勝負のSexしか知らないからなんですね。Sexに限らず、「何事も歳なりに」って言葉があります(笑)。

こう言う性的な話をすると、私の事を[エロ親父][変態]扱いする輩が出てきます。多くの場合、医学的裏付け&根拠を元に話してでもなんです。例えは前立腺ガン。これなんかは多くの場合、高齢者のガンみたいなところがある。詳細は別項目に書くとして、【ある程度の年齢を過ぎると、夫婦生活が疎遠になる。当然、精液を抜かなくなる。精液は出さないと溜まっていく。ただ古く成ったら吸収されるのだが、吸収されずに随分古くなった精液が悪戯をし、前立腺ガンを引き起こす切っ掛けをつくる。これで30%程の確率が増える】と、オーストリアだったかな、医学者が随分と大昔(60年位前?)に発表してるのです。

それを、私が医学的根拠を元に説明しただけで、それはそれは嫌らしい顔で怒り出す輩も言います。「貴方ね、私が嫌がらせ的に冗談を言ってると思ってるの?」「はい!!」「私が医学的な話をする時は、医学的根拠を元に話してるの。貴方は素人だから知らないからと、私の説明を嫌がらせと取る方が可笑しい!!」と言って、先程の話をした上で、「私の説明を嘘だ冗談だ屁理屈だと言うなら、その根拠を言ってみて!!」と言っても回答は無いです。

動物のSexは簡単に言えば種族保存用(笑)。時期が来るとオスは求愛行動を取り、メスは気に要らなけらば他のオスの求愛行動を受けてみる。この辺り、人間にも見受けられる。女性は出産と言う命を懸けた一大事業があるから、本能的に「この男と一緒に成って子作りをした場合、私や産まれてくる子供の生命・健康は大丈夫だろうか?」と観察しちゃってるんです。仮に遺伝子など体質などが不適合だったりすると、流産や死産を繰り返す事となるケースが多いようだ。当院にも「何処も問題無いのに妊娠しない」とか「流産を繰り返す」「二人目以降が出来ない」で受診する患者さんが居る。この場合、女性が相手を選ぶ時に相手が体質的に合わなくても色々な面で選んでるケースが多いのではないだろうか。よく言われる言葉に、「人間は頭でSexする」って。それだけ本能が訴えてる事を潰して頭だけで判断して失敗しているように思います。

だから女性の方が相手の男性を好きに成り、力付くで結婚し子作りした場合、其々の配偶者に愛人が出来たとかが無い限り比較的。平和な家庭が作られているようだ。

子作りも、病気で出来ない場合も結構あるようだが、西洋医学で「妊娠は不可能」と言われた女性が当院で不妊治療を受け生理が戻り妊娠して出産までしたと言う話。患者配偶者の一家が全員看護師だったから、チョッとした大騒ぎ(笑)。西洋医学、医師の多くは鍼灸を代替医療と考えているようだが、法律で認められてるにも拘わらず[医師の同意書が要るケース]の場合、医師は「あんなモン、効きや川せん!!」と感情的に否定します。自分達の輸入を守る為に。

昔、癌センターに勤務していた医師は、長年の診療の中で鍼灸や代替医療が効果がある事を理解した。だが立場上、軽々しく認められない。で言った言葉が、「私は大学での医学教育の中で代替医療を習って無いから、知らないし解りません。なのに最近の若い医師は、何でもかんでも<感情的にあんなモン効きやせん!!>と怒鳴り散らすが、そう言う感情的にモノを言う輩の言葉は信じてはいけない」といいました。それも講演会の壇上で言ったのです。思わず心の中で大喝采ですよ(笑)。

このように、若い無理解な医師達が、自分達は習って無いものは嘘偽りと決めつけ目を背けるから、何時まで経ってもエビデンスなんて確率できないんですよ。その昔、漢方薬を偽薬位にしか考えていた連中が、研究の結果 西洋薬に匹敵する薬理効果が見付かったモノもあって、漢方薬ブームが起こったのも記憶に新しいでしょう。風邪薬として葛根湯。毒薬で有名なトリカブトなんかは、心臓薬として、またインポの薬としても使われている。

失楽園の話から、飛んでも無い話に飛びましたが、<愛情~子作り~健康に生きる~子孫繁栄>まで、何処か共通点があるんです。そう[性]の問題。こじつけかも知れないが、生命の根源を辿って行くと、答は<性>に繋がると思います。

 

令和2年11月26日の木曜日の恐怖?

夜7時、三食分の飯(夜朝昼)を買いに、近所のスーパーへ。駐車場に車を停め店内に。歳を取るとトイレが近い。店内に入ると、トイレが別通路に成ってるので入って用を足し、店内へ行く通路を見ると私より若い女性が身繕いしながらホールへ向かった。そのままホールへ入り売り場へ行ってくれたら良いのだが、まだ身繕いしながら足が止まり背伸びを始めた。それでも直ぐ歩き始めるだろうと待ってが動かない。10秒ほどして小さな声で「済みません。通らせて下さい」って言うと、気が付いて無かった格好で慌てて振り返った途端、私の顔を見て「ギャ~~~!!」と、断末魔の声を上げ、私の傍を通り抜け今来た通路を後戻りして傍の柱にしがみ付いた。「なんと失礼な!!」とチラッと振り返ると、まだ柱にしがみ付いたまま私の顔を恐怖の眼差しで見ている。「馬鹿が!!失礼にも程がある!!」と言って買い物を済ませた。

この日は障碍者の世話をする日で福祉センターへ行き、終わってからリーダー格の友人と24H営業の大型スーパーへ行った。買い足りない物を買いレジで会計を済ませ、再びトイレへ行った。しばらくすると誰かが入って来て、徐に凄い勢いで手を洗い掛けた。私も用が済んだから手を洗いたいが、体格の良い彼が勢いよく手を洗ってる。トイレも終わってたから慌てる事も無く、彼が手を洗い終えるまで左の扉に腰を当て、右手でドアを押して待っていた。ようやく手も洗い終えた彼が顔を上げた瞬間、鏡に映っている私の顔を見た瞬間に目が会った。その途端、「ギャ~~~!!」と悲鳴を上げた。しかし、さすが男だ。「ア~ッ、ビックリした。誰も居ないと思ってたのに・・・済みません」「いいのいいの。私も声を掛けたらよかったんだけど。実は今日、トイレで私の顔見てその恐怖で叫んだのは、貴方で二人目。もう一人はオバちゃんだったけど」って笑ってると、「済みません、僕は少々チキンなもんで」って恐縮して出て行った。

そして障碍者の友人と合流し、彼は煙草を買う為にサービス・カウンターへ。その時にトイレで二度も私の顔を見て叫ばれた話をすると、「僕はもう慣れました」と言う。これでこの日は三度目。その話をカウンターの女店員さんに言うと、「皆さん、慣らしてあげて下さい」だと。ヤッパリ、私の顔は怖い?

 

【近藤鍼灸院の健康新聞】㊸「無資格者治療の弊害ニュース」

<新居浜 発>
令和2年11月18日㈬の愛媛新聞に、無資格者の整体&カイロプラクティック&エステ等で健康被害が起こったと言う報道があった。常々、「無資格者の治療は受けないように」と言ってたのに、当院での治療後5日目に無資格整体に行って、殆ど治ってた肩甲痛が捻挫を起こし、通うように言われて通ったが良く成らず当院へ舞い戻ったものの、「最初と違った傷め方をしてるから日にちが掛かるし、行かれんよと言う整体に何故行ったの?」と聞いたら「治ると思った」というだけ。素人判断は怖いと言う典型なのである。
現在と言うより、昔から医療関係の仕事は国家資格が必要なのであるが、無資格者の多くや健康食品や健康器具を売る会社の人は、無資格者の「免許あります」と言って見せられた、民間会社の講習会の終了証書で免許証みたいな作りにしてるから、見事に騙されてるんですよね。第一、我々が言う国家資格と言うのは労働厚生大臣名で○○免許と言うものを指してるのだ。それも、厚労省認可や文科省認可の学校を既定のカリキュラムを習って、卒業試験に受かって、国家試験に受かって、合格証書を持って保健所に免許の申請に行って、免許証が発行されて初めて有資格者と言う立派な先生に成るのです(笑)。
そこで、現実にあった本当の笑い話。合格証書を持って保健所に行き手続きを取ったら、免許証は2週間程で来ると言う。それから2週間!! 保健所から免許証が来たから取りに来いと言う。早速、車に乗って保健所に行くと、担当の男性がニコニコとして待っていた。早速、手続きを取ると免許証が渡された。本当は、この辺りが一番面白かったんです。免許証を受け取る迄は「近藤さん」で、受け取ってからいきなり「先生」と呼ばれて仰け反っちゃいました(笑)。
仰け反ると言うのも相手様に失礼だが、先生なんて呼ばれ付けて無いだけに、「免許証受け取って、いきなり先生」は全身に鳥肌が立つ感じでしたよ。それでも担当者はニコニコしながら、「実は先生にお尋ねした事があります。実は、無資格で鍼治療をしてると言うタレコミがあって、調べにいくと・・・」と言う事で、法的に現実的に相手の言う事が嘘か本当なのか、免許取りたての私が言う事が正解なのか、その参考意見を聞きたかったのだろう。だって、2か月近く前まで国家試験の受験生だった訳だから、記憶も新しく解釈も間違いは無いと踏んだんだろう。勿論、大正解(笑)。

本来、医療関係や人体に触ったりダメージを与える可能性のある職種は必ず厚労省大臣の免許が要るんですよね。それも認定の学校なりへ行って、国家試験を通って免許を受ける必要性があるのね。それを僅か2~3か月、週に多くて1回2時間程度で2~3回の稽古で恰好がついたら終了証書みたいなの貰って一人前の顔してやるから色々なトラブル起こすんですよ。

有資格者か無資格者かの決定的な違いは、無資格者は保険と言う保険の支払いが一切認められていないと言う事実。
有資格でも、鍼灸のように法律の挟間で長い間、健康保険(社会保険)の支払いは認められなかったが、手間も費用も掛かるやり方をすれば条件付きで使えだしtました。柔道整復に比べて扱いがお座なりですが、車の任意保険も使えます。これも、我々や患者さんが無知と決めつけて支払わなかった悪質なケースもあり、相談がある度に任意保険の担当者と喧嘩腰で認めさせた事もあります。
だから整体の看板が上がってる所で「健康保険とか車の任意保険を使えますか?」って聞いて「ノー」と答えたら無資格者。ただ、整体と書いてても鍼灸や按摩や接骨の資格を持ってる事もありますが、僅かでしょうね。

そうそう、私が車に当てられ打撲傷を負った時、保険会社から若い声で電話が掛かった。当然、私に用事だから私が名乗った途端、ヤクザが素人を脅す時のゆおな声色に代えて、「今度の事故は整体や鍼灸の類は保険金が下りんで」と言ったところで、「チョッと待て~!!己は誰に向かって喋りよる!!」と言うと一瞬たじろいだが、まだヤクザの出来損ないの喋りをするから「己はワシを誰じゃ思うとんぞ!!」でヤクザ喋りが止まった。「己は、ヤー公みたいな喋りで脅しとる積りだろうがたら、ワシが引っ込む思うとんか!!それにこの事故で保険が下りないって誰が決めた!!お前か!!」「普通は下りないです」「このクソガキ、嘗めよったら首飛ぶぞ!!」と言いつつ過去の事故で保険会社から治療費の支払いを何十件も受けてる事実を言い、「信用せんなら、監督官庁へこの電話録音と事故証明と保険会社名と担当のお前の名前を書いて連絡したろか!!監督官庁は喜んで飛んでくるぞ!!」と言うと、後はこちらのペースで、途中、この若者は自分の手に負えないと元の年取った職員に代わりましたよ。どうです。これが有資格者の底力ですよ。

自動車保険の社員の多くは、我々有資格者を無資格者扱いして組織力で潰そうとしてるんですよ。

 

【近藤鍼灸院の健康新聞】㊸「免疫力の話」

<新居浜 発>
ある本の見出しに「体温を一度上げたら、免疫力が約5倍アップ」と書いてある。この体温が平均して高い人は元気であるのも確か。傍へ寄っただけで体温の放熱(笑)で飛ばされそうな雰囲気。ただ10代の思春期の女性には「気持ち悪い!!」って不評な部分もある。何故なら、汗も一緒に噴出しているから、お年頃の女性は苦手かも。

そして体温の高い人は、何故か助平っぽいと感じる人も多いのも事実。決して悪い変な意味ではなく、子孫繁栄の為には、男女の出会いが無ければ駄目。低体温で何処となく不健康さを感じる人に、人間的魅力を感じるだあろうか。

先程、ラジオを聞いてると、低体温症の人の対処法を話してたが、以前から私も言ってた通り[内臓を温める]事を言ってました。温泉好きの私は近場の温泉に出かける。若い時、疲労困憊で体の底から冷え切って風呂へ行った。知人が「サウナへ入ってご覧。身体の底から温めるから」と言われていたのでサウナに入ったが、皮下直下は温まって汗が噴き出すが、体の芯、いわゆる内臓が温まらず動きも止まったまま。体の奥と表面の温度差で気分が悪くなった。慌てて熱めの湯船に入ると、内臓が温まり始め、冷えてた手足が温もりはじめ、ようやく心が和みだした。

体温が高い人と低い人、其々の体調次第でやり方が違うから、色々と試してみるべきだと思う。温泉に入るのは、最近は娯楽の意味が多く成ったが、やはり湯治。

体は温めろと言う通り、西条の某温泉は泉質が良く非常に温まる温泉だが、気が緩んで長風呂すると湯当りする(笑)。まだ良い所は、板張りの廊下から畳敷きの休息室まで、全館床暖房が入ってる。しかし、山手の温泉だけにタオル・ケットや夏用のシュラフを持っていっておくと、畳に直接寝る事も無く肩掛けの用を成すから、荷物に成るが長時間ユックリする時は一枚は欲しいもの。

私は大体 体温が高く、その分 日によっては掌も熱く難じる時がある。だから女房から「お父さん、寿司職人は出来ないね。寿司を握り終えた時は、炊けた握り寿司に成ってる」と笑われた程。

半面、一時流行った気功で病を治す方法。これが得意で、治療前に両手を擦り合わせてパッと痛い所や凝った場所に当てると、軽い症状の半分以上良くなる。

低体温で内臓が冷えてる人は、熱い茶をフーフー言いながら飲むのではなく、熱めに冷ました茶を飲むと良いと言う。話が違うが、ドリップでコーヒーを出す場合も、方や紅茶を出す場合も、やはり温度管理が重要。コーヒーなんぞ、どんなに美味しい豆を沢山使おうが、温度管理の悪い湯で出すと、色は濁り 味も香りも出ない。同じ豆で温度管理ができた湯で出すと、随分と良いコーヒーが出すんです。興味のある方は、茶道の勉強もしてみると良いかも。

 

「立ちション」の話

尾籠な話だが、これは立派な軽犯罪法違反に成るからご注意。立ちションと言えば男性の特権だと思われがちだが、実は女性でもやっちゃうんですね(笑)。
私が小学生の頃の話だが60年程程前の話で、通学途中の道淵に三角形の軽四位のスペースがあり、昔の事だから、何本もの細い道路や川や橋が複雑に入り組んだ所にあった土地だ。周囲には小さな機織工場があったり醤油工場があったりする地域。
毎朝、同じ通学路を通って言うのだが、何時しか工場群の建物の間から和服姿のオバアチャンが出てきて、着物の裾を少しだけ開け、お尻を少しだけヒャイと後ろに突き出すと。シャ~!!って音がする。着物の裾で、何が起こったかは分らない。
「何・・・今のは」と思いなら傍を通り過ぎながら見ると、土が濡れている。明らかに今、何か撒いたと言うより、一連の様子から明らかに立ちション。通学時間帯だけら朝も早いし少々冷えるし、和服で和式トイレは使い辛いと思うが、経験が無いから解らない(笑)。
その時、「和服姿の女の人でも、立ちションが出来るんだ!!」と言った事実を垣間見て、家に帰って母親に聞いたら、「何バカな事を言よるんね」と無視された。父親に聞いても黙って無視される。そのままスッカリ忘れていたが、思い出したので書いてみました(笑)。

 

楽しいニュースは無いのか!!

相変わらずのコロナの情報と、アメリカ合衆国の選挙の話で一日が終わっている気がして成らなかった。それでもアメリカ合衆国の選挙はケリが着いたようで。

選挙と言えば、11月15日に新居浜市の市長選があるのだが、どちらにしても大した代わり映えは無いように感じる。それよりも、多くの新居浜市民は自分達の住む新居浜市の発展を願っているのだろうか。答えはノー。

一番の答は,社会党の市長を長期間当選させた為に、国道にしろ県道にしろ、国や県の公共事業が軒並み後回しにされ、四国主要国道のR11のバイパス事業が後何年かかる事やらの状態。

市の中心部を南北に貫いている主要県道も、四車線化の6㎞そこそこの長さなのに、着工命令が出て60年以上も経つのに国道11で止まったまま。これも社会党市長が原因。残り2㎞なのに。

東予地域5市町村の中核とすべき、合併した四国中央市(川之江&伊予三島&土居町)の利便性を考え、保健所を新居浜に作る計画だったのに、仕事をしたくない市民の反対運動で西条市に追いやった事。

現在、香川県丸亀市の[まるがめボート]。これも新居浜市荷内と大島の間にコースを作って[にいはまボート]とするべき所、「公営博打なんか作ったら、ヤクザが沢山きて風紀が乱れる」と大反対して、結局は丸亀に。今の丸亀市はどうなってるか?地場産業の多くが駄目に成り、市役所前の繁華街なんかもシャッター通りになってるが、[まるがめボート]のお陰で市としての体裁を守れているのだ。

この頃、企業公害の問題も大きく取沙汰され、住友の企業城下町にも拘わらず、漁民たちが腐った大型の魚を、まだ真新しかった市役所に運び何匹もロビーに投げ込んだ事件もある。これはニュース映像でも出たから観た人は結構いる筈。そして住友を指し「郊外企業は新居浜から出ていけ!!」と大暴れをした為、何社かが出て行こうとした話だが、偉い人が間に入って出て行く事は無かったようだ。

そして選挙の話。もう42年程前の話。選挙当日に所用があるから期日前投票に行ったのだが、仮設の投票所で若者が「明日の投票日に来れないのか?」っと聞く。「来れないから今日来た」「仕事ですか?旅行ですか?」とネチネチと同じ事を聞く。最初は腹立ち紛れに黙って相手をしてやってたが、昼休み時間が終わる事に成ったので、「投票して帰らないと午後の仕事に差し支えるから、投票させろ」と言うと、「じゃあ、選挙当日に気投票会場に言って下さい」としつこく言うから、「行けないから今日来たの」「それはウチの責任じゃ無い」と言い出したから、「ジャア、帰るね。ガソリン炊いて期日前選挙に来て、市職員に選挙妨害されて投票も出来ないなんて、信じられわ」と言って帰宅しようとしたら「してください」と言うから投票用紙を受け取りに行くと、「当日に来てください」と言うから、「馬鹿か!!」と言って出口に行くと何か声を掛けてきたから、黙って帰りました。それからは期日前投票をしなければいけない時は、頭っから投票しませんでした。

すると余りにも投票率が40%代に落ちたもんで、選挙妨害は無くなったようです。とう言うのも、4年程前に選挙があり、所用があり期日前投票に行くと、私より少し若い職員が一人で番をしており、スムーズに投票が終わったから、「今日は投票妨害が無かったから、スムーズに終わりましたわ」「昔から投票妨害はしてないですよ」「私は何回もやられたから、ここ40年近く期日前投票には来なかったですよ」「そんなに酷かったですか?話には聞きますが」「私が午後の仕事を辞めて妨害する連中の相手してたら、それこそ陽が暮れても投票はさせて貰えんかったでしょうね」「・・・」と言う具合。実を言うと、投票妨害されるのを前提でデジタル録音機を持って行ったが、残念ながら空振りでした(笑)。

 

和服と階段

金毘羅さんは、小学校6年生の頃に修学旅行に行ったのが初めてで宿泊場所であった。高松市の屋島・金毘羅さん・国営まんのう公園が主な見物先だが、高速道路や国道その他の道路整備が整った現在なら、日帰りのコースである。その後も、親父が田舎では珍しい自家用車を持っており、周囲からは「お前ん家、ハイヤーが有るんな」って言われてた位のド田舎の話(笑)で、正月に成ると親父が「金毘羅さんへ行こう」と号令が掛かった場所だ。

その親父も金毘羅さんへ行くのも、まだまだ道路事情が悪かった関係で知らぬまに行かなくなった。私と言えば、二輪免許は二十歳で取り、四輪免許は22歳で取った程だから、一人で行くには鈍行列車で行くのが安くて手っ取り早い移動方法でしたね。帰りは当然のように呑んでたです(笑)。

ある年も一人で鈍行列車で行き、本殿に向かう長い階段を上りだした。この年は、参拝者が多いように感じた年で、階段で進んだり止まったりしている。周辺は土産屋がズラ~ッ並んでいるから、店頭の土産を品定めしながら歩いていると、流れが止まったのに気が付かず、前を歩いていた妙齢のお嬢さんのお尻を突き飛ばすところだった(笑)。

それでもセ~フだったから知らん顔して歩いていると、視野に変な感覚のモノが映り込む。何だろうかと思ったら、若いが故に少しムチムチのヒップラインに、ハッキリ&クッキリとパンティ・ラインが出てるのである。これは着付けをした人の責任。だってね~、一段一段が少し高目の石段。2~3段も離れたら、私の目の前にヒップが見えるんです。それも歩く度にクネクネト動く。これで気に成らないと言えば大嘘だと思う(笑)。さすがジ~ッと凝視していては変態扱いされ兼ねないから視線を移動はさせていましたがね(笑)。色っぽい話を思い出したら、追加書きしますね(笑)。

そして、この金毘羅さんは夜の参拝も趣があるから行って見られてら良いかと。私は何度か白黒フイルムを入れたカメラで撮影に行きました。雰囲気は良いですよ。

 

久々に歩いた善通寺のウォーキング大会

役員を仰せつかって6年、会合とウォーキング大会が重なり、6年間で歩いた日が2日程で、距離にして約10㎞程。
そして役員を辞め、サァと言うかイザと言うかウォーキングに行こうとしたら生臭になって、面倒くさくなったのと、コースが中途半端なのと天気の加減でついつい止めました。そして「今年こそ!!」と準備を始めたら、どうも様子が可笑しい。駅で貰ってきた冊子は良いのがあったのに、ネットで確認すると上半期の多くが赤文字で「コロナの影響で中止!!」と、99%がフイに。だから今回のは新しい冊子の分だから、少々短いが参加する事に。そして、主催の会が初めてだったから、余計に楽しみでした。でもね、初めての人達って、私の顔を見て怖がるのね。ヤクザじゃないかって。それでも終わる頃には打ち解けて楽しく終りました。
コース途中の善通寺で、境内に塀を背に500羅漢像が沢山。それを見て、「羅漢さんの中には自分に似た人が居るってね」。傍を歩いてた参加者も、「そう言いますね」。「でも、怖い顔した私に似た羅漢さん、居るのかね」の言葉に、唯一の女性参加者が大笑いしてたっけ。

 

全ガキ連?

中学三年生の夏休みのある土曜日、食事を済ませて出かけようとすると、遊びに来ていたオジサンが「受験勉強しよるんか?」と聞いたので「やりよる」と言って出掛けようとすると、「何処へ行くんぞ」「友達の家」「何の集まりだ」。丁度、学生運動真っ盛りの時だったから、「全ガキ連」と答えると、両親もオジサンも大笑い。「そんなのあるんか?」と聞かれたから、「あるから行くのよ」と堂々と抜け出したのです。(笑)

 

壊滅した日本赤軍派

古い話で申し訳ないが、河合楽器の別荘が赤軍派に乗っ取られ警察と銃撃戦が行われた事を覚えていますか?僅か48年程前の事件である。その後、20年程前に「突入せよ」と言うタイトルの映画で思い出された方も居られるのではないだろうか。こう言ったドキュメントタイプの映画が出ても、興味を示すより、その映画に敵意を持つ方々も居るから難しい話だ。

事件当時、多くの民放が専属のチームを作り、現場に張り付けて垂れ流し状態で映像を流し続けていた。ある日、タバコ屋の前を通り掛かると、店番の婆さんが現場の映像を見ていた。面白半分で、「婆ちゃん、現場はどんなに成っとる?」と声を掛けたら、「何で軍隊を呼ばんのかね~」と言う。
軍隊は既に解体され、自衛隊と言う形になっており、当然だが警察権が無いから事件があっても顔出しは出来ない。言っても無駄だから黙ってると、何度も「軍隊を」って言うから気の毒に成り、「婆ちゃん、日本には軍隊が無いから、ああやってお巡りさんが対処しているんよ」と言っても、「軍隊」「軍隊」と言うから、その場を離れた。老女にしてみれば、お巡りさんと言えば泥棒を捕まえたり、駐車違反を取り締まったり、する位の事しか見て無いから、赤軍派と銃撃戦をしてる姿を見てもピンと来ないのは解る。

それと「突撃せよ」の中で、警察官の食事にカップ・ヌードルが出たのだが、失礼だが一瞬笑ってしまった。でもね、その理由は直ぐに分かった。
あの極寒の中で、腹を空かせた警察官の腹を満たすにはと考えた場合、普通の弁当では駄目。温かく、腹を一杯にできる食べ物と言うと麺類。だが何百人もいる警察官の食器やら何やらを考えた場合、後始末まで考えると普通の食事では駄目。で思いついたのが、僅か数年前に発売された日清のカップ・ヌードル。嫌な宣伝をしてしまった(笑)が、温かい食事,お腹が満たされる、作るのも湯を注いだら良いだけで、食器も使わないか後始末も楽と、何もかも直ぐに間に合う効率を考えた場合、ベストの食事だった訳だ。
こんな話をすると、物知りの方々は即「栄養の問題が!!」と言われるが、何か月も何年も副食も食べ無いで三食カップ・ヌードルだけを食べる訳じゃない。緊急避難時の食事なんですよ。戦時中、戦闘が始まる前には握り飯二個とタクアン二切れが昼飯とか戦闘食とか呼ばれる非常食が出されていたのですね。戦闘が長くなれば当然、生き残った兵隊さんの腹が減る。食事係の兵隊さんは握り飯とたくあんと水を、飛んでくる敵の弾を掻い潜りながら配っていたという話。

この時の映像に映し出されたカップ・ヌードルの山は、CMとして制作し使うなら、本来なら製作費や放映料が幾ら掛かるか解らない位の宣伝効果があったと言う。その証拠に、映画が上映されるまでボチボチとしか売れて無かったのに、それこそ爆発的と言える位の量が売れ始めたという。
そして今では国民食となり、種類もたくさんできましたね(笑)。