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【近藤鍼灸院の健康新聞】⑧「殺人ウンコ」(横田学説より)

「殺人うんこ」と聞くと、「このオイハン、又ふざけた事を‼」とお怒りを受けそうだが、ちゃんとした医学者が書いた素人向けの本である。新聞に広告が出てたので著者を確認し、メモ用紙にタイトルと出版社を書き、行きつけの本屋さんに行きレジの女性に渡すと、「凄いタイトルですね」と、恥ずかしがらずに笑いもせずに言った。残念な事に、十分読まない内に何処かへ行きました(笑)。
どんな内容の本かと言えば、数年前から「大腸を綺麗にしましょう」系の本が出てますが、それらの本の基本になる本で、内容的には素人向けだから難しい事は書かれてないが、「原因不明の病の元は酸性腐敗便だった」と言う研究発表をした横田亮介と言う医学博士。詳細は省くとして、現在は御子息の横田貴史医学博士が、表題の本を出したりしながら普及活動をされている。

大腸の健康状態を知るには、まずウンチの匂い。魚のアラが腐った匂いがし始めて、尚且つスッパイ匂いが出だすと、大腸の状態は最悪。早急に手当てしないとダメ。女性に多いのだが便秘。これも大腸の働きを阻害するから、早急に出す。緊急時以外、出来る限り薬は使わず運動で出すようにしたい。

私の経験上、歩く事が一番だったようです。理由は1982年、石鎚山の標高と同じと言う事で記念登山大会があった。参加する事にしてたが、二週間前から起床後 暫くして頭がガンガンと痛む。痛み方と場所で、消化器系と解る。鍼して痛み止めを飲んでも、暫くすると強く痛み出す。その状態が二週間続き、登山大会参加の日が来た。

仕方なく起床して即、痛み止めを飲み座薬を入れて出掛けた。お陰様で激痛はズット減っている。その状態で石鎚山のロープ―ウェイ乗り場に行き、山道を少し歩くと拍動に合わせて痛みが増える。ロープ―ウェイに乗り成就駅で降り、歩くと激痛が出る。仕方なく手持ちの日本タオルで鉢巻をし、痛みを軽減させ登山道登り始めたが、30分程して女房が「靴が合って無いので足が痛い」と言う事で、登山道2/3を残して成就社まで降りると、何と2週間以上悩ませた頭痛が95%以上減っている。暫く境内をうろついてると、熱いラーメンが食べたく成り二人で食堂へ。熱々のついでにラーメンにコショウをタップリ掛け、ついでにビールを(笑)。

多少 大騒ぎになったのが、明くる日から。朝一で普通の大き目のが出た後、暫くすると、下痢便状態でトイレに行きたくなりトイレで出してみると、真っ黒いザクザクのウサギのウンチみたいな便が沢山出ている。そして面白い事に、何故か食前食後にこの真っ黒い便が沢山出るんですね~(笑)。様子を観ていると、直腸からS字状~下降結腸へと、腸壁から何かが剥がれるような痛みが出て、暫くしてトイレに行きたくなり、便を出すと真っ黒い黒くて硬いザクザクの便が出る。さすがに下降結腸の上の方に成ると便の良が減りましたが(笑)。

結局、よく言われるように小さな便カスが腸壁の壁に入り込み,腸の活動を阻害し、消化器系全体の活動を阻害していたと考えられるが、腸内の壁って意外にツルツルとしており、多くの便が溜まる皺ってるように見えないのも事実。兎に角、一日の食前食後には必ずトイレで真っ黒のウンチ出していたと言う話。

それと皆さん、一日何回程 大便トイレに行きますか?一日0回とか一回と言うと論外だか、少なくとも前日食事した回数はトイレに行くのが普通で、それ以下だと便秘と言う説もある。

尾籠な話が続きましたが、健康の為には必要な知識です。